オンライン！のはちゃめちゃ学校生活！？

【華side】家庭科部に部活見学！ ページ30

※シロsideのときと時間のずれが数時間あります。ご注意ください。
〜華side〜
わたし、二条華。緑雨学園中等部1年B組の女子！

そろそろ、部活を決めたいんだよね。

とはいっても、入れる部活は限られてる。

まず運動部は、運動神経ゼロで運動音痴だからぜーったいダメ。

そして美術部は絵心ゼロ、吹奏楽部は演奏が超へたくそ…とか言ってたら入れないよ！

残るは手芸部と家庭科部。

手芸部はわたしには厳しそう…。家庭科部にいってみようかな？

私も誰かと一緒に行きたい！

とはいっても、みんなほとんど入ってるし…

シャロゼちゃんもエメルダさんも、舞ちゃんたちも入ってる。

あっ！翼君だ！

「翼君！よかったら部活見学行かない？」

翼「ふんっ。別にいいけど？俺今帰宅部だし」

えっ、翼君帰宅部なんだ！いろいろできそうなのに。

翼「二条さんはどこ行くわけ？」

「私？私は家庭科部に行きたいんだけど…」

翼「ふーん。じゃあ俺もそこ入るよ」

「えっ！！いいの！？」

翼「別に。どうせ帰宅部だったし。てかそんな驚かないでよね？不器用な二条さんを俺がサポートするのは当然じゃん」

「うっ…ありがとう」

不器用ってそんなにきっぱり言わないでよ…事実だけどぉ。

翼二条さんと同じ部活に入りたいから、今まで帰宅部だったんだけど。二条さんってほんとに鈍感だよね!

「じゃ、いこっ！ありがとね翼君！」

翼「ふんっ。お礼はいいから早く行かなくていいわけ？」

翼君はほんのり頬を染めていう。

ふふっ、照れてるのかな？なんだかかわいい…なんて。


家庭科部にやってきました。

「失礼します！中等部1年B組の二条華です！」

翼「同じくB組の海津翼です」

自己紹介をして中に入る。

いろんな人がいたけど、その中にエメルダさんとローゼンさんとメルクさん、陽子ちゃん、尚ちゃんを発見。

「エメルダさん、ローゼンさん、メルクさん、陽子ちゃん、なおちゃん！家庭科部なんだ！」

陽子「そーそー！…増田さんにお菓子作りたいんだ」

尚美「ふふっ、華ちゃんと翼君も入部希望なのね」

翼「別に？二条さんの保護者なだけだし」

「ほっ、保護者！？」

エメルダ「ええ。兄さんには止められたけど…」

ローゼン「当り前だろう！お前が料理なんてしたら死人が出る！」

ええっ！？ローゼンさん、それはいいすぎでは？

…たしかにチョコ入りカレーはすごくまずかったけど… つづく

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