【葬送のフリーレン】妖精と勇者一行 (ページ10)

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変わらないものページ10

数週間後、2人はヒンメル達と別れた国へ来ていた。

フ「前に来た時とはだいぶ街並みが違うね。」

『50年でそんなに変わるものなのかしら。』

2人とも人間より遥かに長寿であるため時間感覚がずれていた。

(ヒンメルどこかな〜？)

わくわく、といった言葉がピッタリの表情でフイリンはヒンメルを探していた。

フ「フイリン、あまり走らないでね。街並みが変わってて見つけにくいから。」

なんだと！？っと言いたそうな顔でフイリンが

『もうそんなお子様じゃありませーん！』

と言った。

フ「その返事は子供の返事みたいだよ。」

クスッと笑いながらフリーレンが言った。

んな！？くそぅ…と思いながらここでなにか返事をしても子供に見られて終わりか…、と落胆したような様子でフイリンは足を運んだ。

フ「えっと…確かここら辺…」

ヒ「…フイリン、フリーレン？」

！？

フ「『ヒンメル…』」

思わず2人は勢いよく振り向いた。

そして、顔を驚きの表情で染めた。

フ「『老いぼれてる…』」

2人の感想が一緒になるほど、ヒンメルは別れた時とは姿が変わっていた。

ヒ「言い方ひどくない？」

ヒ「50年ぶりだね。君たちは昔の姿のままだ。」

ヒ「…もう一生会えないのかと思っていたよ。」

(あぁ…おじいちゃんになっても、ヒンメルはヒンメルだ…)

フイリンは嬉しそうに笑い、それを見たヒンメルもまた、嬉しそうに笑った。

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人間の50年間はフイリンの10年間程です。長いか長くないかは人によるような期間ですね。

フイリンに声優さんを付けるとしたら皆さんはどなたにしますか？やっぱりあんぱいにあやねるとかいのりんでいくべきかな。

あんず