【A3！】幼い廃課金勢がやってきた２【男主】

廃課金勢が48人 ページ6

紬side


椋 「僕がバカでクソでアホでごみ以下の塵カスだから


　 こんなことになるんだ…


　 もう、僕のバカバカバカ！」


　なんで椋くんがそんなこと言ってるのか


　ちょっと理解しづらいけど、


　椋くんが言ってる理由が分からないだけで


　その言葉自体の意味はすごい分かるんだけどさ。


　なんて言ってあげられるのかが分からないんだよね。


　俺なんかの言葉で椋くんが元気になってくれるとは


　到底思えないし…


幸 「紬、やるなら早くしてくれない？


　 俺は情緒不安定野郎に連れてこられただけで


　 暇じゃないんだよね」


　幸ちゃんが俺に言ったことで思考を止める。


あ 「情緒不安定野郎!？ひょっとしなくても僕のこと!？」


　Aくん、ショック受けちゃったのかな…


あ 「幸くんが僕にあだ名付けてくれるなんて…！


　 ありがと〜！」


　幸ちゃんは驚いた表情を浮かべる。


シ 「(名前の片仮名)はやっぱりオシイカなんだヨ」


　おしいか…？


万 「おしいかってなんだ？」


椋 「シトロン様、教えてください！」


　２人がそう言うとシトロンくんはどや顔で


シ 「推しのことになると頭がいかれるの略だヨ！」


　なるほど。俺は頷く。


あ 「すみませんちょっと意味が」


　Aくんが左手を肩の位置まで上げて言う。


紬 「じゃあ回すね」


　俺はルーレットを回す。


万 「ちょちょちょ！紬さん！」


　万里くんはバッと立ち上がる。


紬 「え？どうしたの万里くん」


　なにかあったのかな？


あ 「そんな不思議そうな顔して…


　 え、ほんとにわかってないの？」


　マジで？と付け加えて言う。


　ん？どういう意味だろう。


あ 「まぁ良いや」


万 「良いのかよw」


　………？


　俺は戸惑いを隠せない。


椋 「紬さん！続けましょう？」


　ところで俺が回した結果は１だった。


　１進んだマスは医者に就職することができるらしい。


紬 「お医者さんか…うん、俺お医者さんやろうかな」


万 「紬さんが医者になる訳じゃねぇけどなw」


　万里くんの突っ込み。


　知ってるよ！


　幸ちゃんが俺に医者カードを渡してくれる。
　

あ 「じゃあ次は僕〜♪


　 くるくるっとな」


　Aくんがルーレットを回す。

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