廃課金勢が66人 ページ49
綴side
Aが店を見つけた瞬間走っていったのは
グラム計り売りのお菓子屋さん。
臣 「監督には内緒だからな」
話によると伏見さんが買ってあげるらしい。
いーな。年上に言えばいけるか?
……無理だな。そもそも俺が嫌だ。
あ 「臣さん!何グラムまでですか」
Aが挙手をして問いかける。
臣 「そうだな。100グラムまででどうだ?」
100…?まあまあ多くないすか伏見さーん。
やっぱり多かったんだろう、
Aがとても嬉しそうな顔をする。
あ 「やっふー!今日は太っ腹だね〜」
伏見さんのお腹をツンツンとつつくA。
そしてその頭の上に手をのせる伏見さん。
ついでにAの視線の先には俺。
あ 「つづるんも一緒にどーですか!」
Aが袋を持って歩いてくる。が、
綴 「俺は自分で買わないといけないからな〜」
あ 「そこをなんとか!」
Aは顔の前で手を合わせて必死。なんでだ?
俺は見回してアレがあることを確認する。
…………あった。
綴 「しゃーないなー」
俺はそんな感じの顔をする。手は頭に添えて。
あ 「よっしゃ」
Aはガッツポーズ。
あ 「じゃあ選ぼー!」
おー。と片腕を上げさせられる。
あ 「うーん今日も全部美味しそうー
どれにしようかな」
ふんふーんと鼻歌を歌いながらAが選び始める。
俺はアレ1択。
慎重にグラムを計りながら袋に入れていく。
あ 「ねーつづるんはどれにする……って
君は密くんにでもなるつもりなのか」
I will became Mr Mikage.
俺は御影さんになるでしょう。いや、
I be going to Mr Mikage.
俺は御影さんになるつもりです。か?
あ 「ボーッとして〜
そんなにマシュマロ入れて大丈夫なの?」
しまった。
俺の手は英語訳で遊んでいても止まってなかったらしい。
いつの間にか袋のマシュマロは溢れそうになっている。
驚きすぎて凝視する俺。
臣 「綴?大丈夫か?」
伏見さんが心配してくれて顔を覗き込んでくる。
その隣でAが爆笑してるのが見えるけど
見なかったことにしてやろう。
あ 「つづっ、ふふっ、あはは、だめだ、わらっ、はは」
Aが腹を抱えて笑う。
のを伏見さんと俺が見てる。
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湊(プロフ) - あっきー*さん» 了解です!ありがとうございます (2017年12月13日 17時) (レス) id: d4d600c4ac (このIDを非表示/違反報告)
あっきー* - 湊さん» プレイヤー名はゆっきーです (2017年12月12日 20時) (レス) id: acfd2f8f11 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー* - 湊さん» 確認しました! これからよろしくお願いします (2017年12月12日 20時) (レス) id: acfd2f8f11 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー* - 湊さん» ありがとうございます よろしくお願いします (2017年12月10日 19時) (レス) id: acfd2f8f11 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - あっきー*さん» マジですか……私は6でも全然構いませんがID送りましょうか? (2017年12月10日 18時) (レス) id: d4d600c4ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あん肝 | 作成日時:2017年10月12日 21時