【A3！】幼い廃課金勢がやってきた２【男主】

廃課金勢が64人 ページ46

あなたside


　僕が脱引きこもりをしてから１ヶ月くらいたったよ！


　全然学校行ってないね！


　いや、ちゃんと登校はしてたんだけど


　なんも面白いことなかったから話すこともないなーって。


　だから僕が魔法で日数を飛ばしました！いえい！


　今日は土曜日で学校ないから


　遊びにいこうってつづるんと臣さんに誘われた！


　なんでこの２人？


　めっちゃ仲良いって印象ないんだけど。(失礼)


　まあご飯当番とかも担当してる２人だしおかしくはないか。


　まあなんにしろ楽しそうなことに変わりはない！


あ 「どこ行きますかー」


　２人みたいなお兄ちゃんもほしかった。


　お世話してもらいたい。絶対ダメ人間になる。


綴 「伏見さん、何処行きます？」


　僕がつづるんの方を向いて投げ掛けた質問を


　臣さんの方へ投げ飛ばすつづるん。


　臣さんの意見を尊重してあげてるんだね。


　自分では考えないとも言うね。


臣 「そうだな。Aは何処行きたい？」


　さらに質問が帰ってくる。


　僕は首だけを臣さんの方へ向ける。


あ 「個人的にこの3人ならショッピングモール的なとこで


　 ウィンドウショッピングしたい気分だけど」


　言い換えるとぶらぶらしたい。


あ 「どうですか！」


　すしざんまい！のポーズをとる。


　笑われた。２人ともとても優しそうな微笑み。


綴 「良いんじゃないか？」


臣 「楽しそうだな」


　けってーい！準備します！一旦部屋に帰るよ。


至 「へぇ。楽しんでおいで」


　至は意地でもパソコンから目線を外さずに言う。


　っていうか至ってこんなこと言うキャラだっけ。


　いや、嫌なわけではないんだけど。


　頭を差し出す。撫でてくださいと言わんばかりに。


あ 「いたっ」


　叩かれた。撫でてほしかっただけで叩くことは求めてない！


あ 「何するんだよ！痛いじゃないか！


　 これ以上身長縮んだらどうしてくれるわけ！？」


　訴える。至は靡かない。


至 「お前が頭差し出してきたから叩いてほしいのかと」


　やっとパソコンからこっちを見る。


　必然的に目が合うわけなんだけど。


　この人めっちゃ綺麗な顔してる。どうしよう。


　僕こんな人と暮らしてるんだよ。お母さん誉めて！


　説明したら納得して頭撫でてくれた。


　って違う、僕は準備をしに来たんだよ。


　準備準備〜

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