【A3！】幼い廃課金勢がやってきた２【男主】

ハロウィーンパーティー／21 ページ35

あなたside


　突撃します！


あ 「ハッピーハロウィン！半透明だよ！」


　結構僕も半透明さんかくくんはまっちゃった。


　むっくんの策略にはまったというわけだな……！


　許すまじ。半透明の世界に連れ込みやがって！


　半透明さんかくくん八つ橋みたいで好きだよ。


　今度臣さんに教えてもらって三角くんと作ってみようかな。


　やるか分かんないけど。


　…っと、ハッピーハロウィンの返事はやっぱりお菓子。


　皆間違えてるのかな、


　僕トリックオアトリートって言ってないのに。


　どうなってんだ。


　結局お菓子もらうために言うと思うから一緒だけれども。


監 「Aくんお菓子だよ！」


真 「監督、俺にもお菓子」


監 「さっきもあげたでしょ！」


左 「ただでさえここは金欠だっつーのにさらに金欠だろうが」


監 「そうだよ真澄くん！


　 私のお菓子にも限界があるんだから我慢してね！」


真 「監督がそういうなら我慢する」


　これがここが難関である理由。


　誰が来ようがこのやり取りを絶対１回はするから


　これをやってる間に来た人は戻っていっちゃう。


　難関だよね。


　僕はそんなに気にしないけど。


あ 「左京さんも真澄くんもお菓子ちょーだい！」


　可愛い目におねだりしてみる。


　なびいてない様子だけれど。クールだねぇ


　なびいてなさそうだったけど続けてたら呆れたように


　お菓子くれた。ありがとう。


　真澄くんはくれるときに僕の角に気づいて


　必死に自分も付けようとしてた。


　まだ余ってたから付けれたんだけどね。


　良かった良かった。


　これで恨まれたらどうしようかと思った。


あ 「いづみさん、幸くんが衣装作ってくれるって」


　僕がそう言うといづみさんは一瞬目を見開いて


監 「Aくんバラしちゃったら面白くないじゃない。


　 折角当日突然現れて皆を驚かせようと思ってたのに」


　こんなことを言う。


　そんなこと考えてたんなら僕にも言っといてほしいね！


　もう遅いけど！


　怒りを露にするふりをする。


　いづみさんちょっと申し訳なさそう。


　と、やっぱりこのやり取りには２人も反応するようで。


真 「俺やっぱり監督と一緒に回る」


左 「予算は想定内に収まってるんだろうな」


　真澄くん誰とペアなんだっけ。


　そもそも予算いくらか知らないや。


　作ってくれるってことは予算に収まってるだろうけど。

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