ハロウィーンパーティー/12 ページ26
あなたside
談話室に戻って、臣さんに
手伝うことは、ないですか!と聞いたら笑顔で
ないです!と断られました。
終わったかららしいけど、
僕が居ても邪魔なだけとかないよね。やめてね。
臣 「そういえばA、
タッグマッチハロウィンの衣装のデザインはできたのか?
幸が怒ってたぞ」
臣さんはエプロンを外しながら言う。
あ 「さっき出してきたよ!
幸くん、衣装は作ってくれるって言ってた!
僕は帽子作らなきゃなんだよね」
臣さんは心配そうな顔で
臣 「まだ作り始めてなくて間に合うのか?」
と訊いてくれる。
あ 「心配ご無用!今日の夜から作り始めれば間に合う!
多分!」
どやお。どや顔して言ってやった。
と、いつの間にか臣さんの腕の中には大量の布。
な、なんで?
臣 「よし、俺も手伝ってやるから余裕をもって
間に合うようにしような。な!」
出ました!臣さんの半強制力!
頑張れば断れないこともないけど、臣さんにこの笑顔で
言われたら絶対にせざるを得ないと思うんだよね。
それはもちろん僕も例外ではないので予定を早めて
臣さんと一緒に作り始めることにした。
多分途中で太一来るよね。
ほんと、手伝って頂いてありがとうございます!
あ 「デザインがこちらになります」
すすす……とデザインを差し出す。
幸くんが困るだろうってコピー持ってきてくれたんだよ!
優しいね。
それを差し出しました。
臣 「なるほどな。右が監督か?」
ブンブンと頷く。
臣 「へぇ、似合うと思うぞ。
じゃあ、俺は監督の方の帽子を作っていくから、
Aは自分の帽子を作っていってくれ。
もちろん俺は分からないとことかがあったら
すぐに訊くし、
裁縫面でここが分からないとかがあったら全然訊いてくれ」
臣さんはそう言って布を手に取り、サイズを図って
カットを始める。
こんなに頼ってたら今後やっていけないんだけどな。
演劇の衣装は自分で作らないといけないんだよ。
臣さんの優しさに甘えてしまう自分が居る。
直していかないと。
ちくちくちくちく。
お裁縫、始めました。
やっぱり楽しいね。
なに訊いても臣さん答えてくれるし。
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湊(プロフ) - あっきー*さん» 了解です!ありがとうございます (2017年12月13日 17時) (レス) id: d4d600c4ac (このIDを非表示/違反報告)
あっきー* - 湊さん» プレイヤー名はゆっきーです (2017年12月12日 20時) (レス) id: acfd2f8f11 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー* - 湊さん» 確認しました! これからよろしくお願いします (2017年12月12日 20時) (レス) id: acfd2f8f11 (このIDを非表示/違反報告)
あっきー* - 湊さん» ありがとうございます よろしくお願いします (2017年12月10日 19時) (レス) id: acfd2f8f11 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - あっきー*さん» マジですか……私は6でも全然構いませんがID送りましょうか? (2017年12月10日 18時) (レス) id: d4d600c4ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あん肝 | 作成日時:2017年10月12日 21時