【設定のせい】〜まふまふ〜 ページ19
何気ないいつものソファーの上の団らんの時間だった｡
『まふくん、可愛い!!あー、もう、産まれてくる性別間違えすぎでしょ』
何気ないいつもの一言。
でも、
まふくんは嫌だったみたい。
「僕も男ですぅ｡可愛いよりカッコいいって言ってほしい」
『え、性別まふまふでしょ？』
「人間は男か女だけしか性別の区切りはありません」
『まふくんは一人の青年の体を借りてるだけで、ウイルスなんでしょ？』
「むぅ……それは設定じゃん」
『むぅって可愛いかよ』
「また、僕に可愛いって言った〜」
『何回も言うよ。可愛い可愛い可愛いk…』
「もうやめて！」
『まふくんがカッコいいって言ってほしいのは何で？』
「男は大体そうじゃない？」
『なるちゃんに聴いてくる』
「それはずるい」
『なるちゃん可愛いがいいって〜』
「Aの彼氏だから」
『え〜、なるほど、周りにリア充いねぇわw 分かった｡これから可愛いは言わないどくね』
「ﾟ+.ヽ(≧▽≦)ﾉ.+ﾟ」
『かわよっ』
「あー、言わないんじゃないの〜？」
『可愛いじゃないもんかわよっだもん』
「むっ…今回だけはAのかわいさに免じて許してやろう」
『ありがたき幸せです』
『ところで可愛い要素どこにあった？』
「全体」
『やめて、どっかの金平糖のネタいてさんみたいなこと言わないで』
「あー、もう、愛おしいなぁ｡もう、食べちゃいたいくらい」
『ヤバい､背中に悪寒が』
「ガオー」
エイリアンポーズするまふくん。
そのままこちらに倒れこむ。
「うわっ」
『ぐえっ』
「ちょ、ぐえっって、www」
私の上に乗ったまま話すまふくん。
『それより、降りろ。いくら細くても、成人男性の体重は重たいんだよ』
「わ〜、Aがでぶって言った」
一向におりようとしないまふくん。
『そこまでは言ってない。というか、まふくんは少し太った方が良い』
「僕の事気にしてくれてるの」
ついには私のほっぺをふにふにし始めた。
ドアの開閉音がした。
「お邪魔しまー……した」
ガチャッ
ドアの閉まる音が響いた。
「そらるさん!!待って！」
「誰がリア充の空間に入れるかよ」
『ご用件はなんでしょうか？』
「暇だったから、まふまふ大丈夫かな？って見に来た」
「せっかくのA補充を邪魔しないでください！帰って！」
「今帰ろうとしたんだけど」
『止めたのまふくんだよ？』
「(゜゜;) そらるさん、仕方ないですね、一緒に遊びましょう」
エンド
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miina - リクエストありがとう！書くね！ (2020年5月15日 16時) (
レス) id: 62ae092346 (このIDを非表示/違反報告)
Luua - そらるさんの病名は愛だった書いてー( ・ω・)ヨロシク(*´-`) (2020年5月15日 16時) (レス) id: 07821beadc (このIDを非表示/違反報告)
miina - すみません。訂正しておきました。指摘有難う御座います (2020年1月30日 17時) (レス) id: 84b1e2ecc2 (このIDを非表示/違反報告)
羽月(プロフ) - 仮面ライ｢ア｣ーですよ、仮面ライナーじゃないです (2020年1月30日 1時) (レス) id: dabfddd033 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miina踊り手、歌い手厨 めいmei | 作成日時：2020年1月28日 20時
