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二章 イライラ ページ4

次の日


「あーこんなに長く歓迎会やったことなんて



今までになかったな。」



「ですね〜」



「朝ご飯にしよう。」



「作ってきますね!」



紗耶香さんがエプロンを身につける。



「わ、私も作ります!」



「A、いいのか?」



「もちろんです。ここで働くのですから。」



「じゃあ宜しく頼むよ。」




「Aちゃん、キッチンはあっち。」



「は、はい。」





ジューーー



フレンチトーストを作る。




ふわふわと仕上がるように焦がすな、と



紗耶香さんに言われた。



紗耶香さんはスープの準備をしてる。




あの、責任重大なんですけど…!?



「んー…」


よし、ばっちり。






コト



「ありがとう。」



「おいしそうだわ…!」



「Aちゃん、ありがとね、手伝ってくれて。」




「いいえ!」




「それじゃあ、いただきます。」



「いただきます!」



「…モグモグ」



ど、どうなのかな。



「…!おいしい。」



「ふわふわしてるな。うまいよ。A。」




「あ、ありがとうございます!」



なでなで



「ひゃっ…」



「ご褒美。」



「え…っ」






掃除中



「以外と綺麗だな、この家。


掃除するところがあまりないよ…」


リビングのドアを開けようとした。



「ほんと、嫌みだよね。あの子。」



「ちょっと褒められたくらいで調子乗っちゃってさ。」



「ほんとうざいわ。」



「早く出てってくんないかなあ。」



「私たち皆大陽と




付き合ってるのにね。」




え…。



「ねえ、皆あのこのこと歓迎してる?



私は歓迎してない。


一人で料理作りたかったな。」



「私も歓迎してない。


私が元イラストレーターって事を聞いたら


少し笑ってたんだもの。」



「私も。」



「私もだよ。」


「柚、あなたは?」



「え…私は…あの子を友達だと思ってる…


だけど、少し調子に乗り過ぎかなって…」


皆、私のことよく思ってないんだね。



皆、大陽と付き合ってるんだね。



許さない。



許せない。

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りんな@音速のみかさ(プロフ) - 沙楽さん» ありがとう。 (2019年8月9日 19時) (レス) id: 6e2bbd29c4 (このIDを非表示/違反報告)
沙楽 - めっちゃ面白い! 続き早くみたい!(ワクワク) (2019年8月9日 9時) (レス) id: 1a0ee23a33 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りんな@音速のみかさ | 作成日時:2019年8月6日 20時

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