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突然の質問にその場の空気が凍る。


A「そうだが、何か?」


淡々と答えるA。

少しは恥じらいを持って欲しいですね、、、。


松「虚、行きますよ」


虚「離しなさい、松陽!


覚えといてくださいね、A!

貴方の2回目の初めては私が、、、」


虚を力ずくで連れてゆく。

さて、どうしましょう。




、、、私も、


欲しいんですけど、、、。


ーーー


神「A!

水風呂の方が気持ちいいネ!」


A「、、、冷たい

、、、もうやだ、出る!」


神「ダメアルヨ!


今は神楽の方が力が強いアル

100数えるまで離さないネ!!


はいいーち、はいにー、」


A「それは普通の風呂だろ!

離し、、、お前どこ触ってるんだ


っ、こしょばゆいっ、、、」




銀「何これ生殺し?」


松「ですね、、、」


薄っぺらい仕切りの向こうから声が聞こえる。

、、、色々想像してしまうのですが。


虚「ちょっと行ってきます」


銀「まてまてまてまて!!!

流石に犯罪だろ、やめとけって!」


松「そんなこと言って銀時

貴方も結構期待しちゃってるじゃないですか


ダメですよ、私のAですから」


虚「はぁ?何を言っているんですか

Aは私のです!


ですからAのセカンドバージ、、、」


松「しーっ!

声が大きいですよ。そして下品です。」


ちゃぷりとお湯に浸かり、上がる湯気に体がじわじわとする。

虚はむすっとしながらも入湯する。


銀「、、、じゃあ聞くけど

結果的にどっちが貰うわけ?Aのアレ」


こそこそと耳打ちしてくる銀時。

下世話なところも変わっていませんね。


松「ですから、、、」


銀「、、、黙ってたけどよ

俺、Aの事好きだったんだわ」


松「急なカミングアウトですね

まあ、知ってましたけど」


銀時は笑みを浮かべて

やっぱりか、と呟く。


虚「君、命知らずな恋は災難を呼ぶ

やめておいた方がいいですよ」


虚も湯に浸かり

その言葉に対して銀時は

そう言われるのを予想していたかのように

はは、と笑った。


銀「わァってる

人のもん奪う趣味ねーし。


、、、取り敢えず言っとこうと思っただけだっての」


寂しく笑ったけれど


とても


とても幸せそうだった。

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作者名:ありやけさん | 作成日時:2021年1月20日 23時

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