童話風 恋愛1 ページ1
主人公は外の世界を夢見るお姫様
主人公には、小さい頃から決められた許婚(いいなずけ)がいました
しかし、その許婚と言ったら、ドジであまり強くなく、他の姉妹達の許婚よりひ弱な少年でした
だけれそ、彼は親が勝手に決めた相手だと言うのに、主人公を心から愛していました
「いつか、Aを守るよ。だって僕は君の夫になる人なんだから。」
主人公も彼の暖かい笑顔、愛し方が大好きでいくら周りから『可哀想』といわれても、胸を張って生きていました
しかし、突然、許婚に会えなくなってしまいました
会えなくなる所かお手紙も、贈り物もしてもらえなくなり、主人公は絶望しました
そして、親から聞いた言葉
「貴方の許婚様、変わったのよ。」
それから何年も経ち、主人公は立派なレディになっていました
美人でダンスも得意、上品な立ち振る舞いをし、話す者を必ず満足させる
そんな主人公は社交界のアイドルでした
そんなある日
主人公に話しかける、背の高い頼りになりそうな青年がいました
青年は、主人公ととても仲良くなりましたが、名前はまだ聞いていません
「あの…貴方様のお名前は?聞いていませんでしたの。」
「…僕はね。___」
「えっ!」
青年の言った名前に驚いた主人公
青年はまさしく、あの許婚
見違えるほど、かっこよくなった許婚
「…父上が破産して、僕、軍隊に着いたんだ。でも今日は昔の縁で招待してもらって。それで君に会ったんだ。良かった、会えて!」
「でも遅いよ。私には許婚がいるんだよ?今はまだ結婚してないからいいけど…」
「なら、旅に出よう!軍隊に入る前に沢山稼いだんだ!君は外の世界も見たいんだろう!?誰もいなければ大丈夫だって!」
「…!!わかった。私、やっぱり貴方が大好き!」
二人は深夜家を抜け出し…
そして、小さな村で結婚式をあげ
世界を見て…
仲良く暮らしたそうです
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