act.57 ページ7
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どうやらジミンくんは、わたしをご飯に誘ってくれようとしていたらしい。
CA「いいからしのごの言わずにさっさと来なさい。」
チアが言い逃げして通話を切った模様。
「え、ちょっとジミンくんなんて？」
CA「知らない。とにかく来いって言ったから来るでしょ。」
「もう…強引なんだから。あ、ユンギのことは内緒にしてね？」
CA「わかってるって。」
はいはいってチアにあしらわれて、ビールを口に含んだ。
ジミンくん、上司とも言える人がいたら気を遣うんじゃないかな。苦笑
CA「はい。わたしが連絡しといたよ。」
「え！？誰に！？」
CA「あいつに決まってるでしょ。こうでもしなきゃA連絡できないでしょ？」
慌ててチアの手から携帯を取り返すと、開かれていたのはユンギへのメッセージ。
うさぎがお腹すいたって言ってるスタンプが送信されていて、一気に青ざめる。
なにかフリック入力してると思ったら…何してくれてんだ！
「ちょっと！チア！何してんのもう！」
CA「声がでかいよA。」
「チアにだけは言われたくない！」
一気に付く既読という文字。
あぁ…取り消せなかった…
「待って、既読になっちゃった！スタンプだけっておかしくない？しかもお腹空いたって何？とか思われる！何か打ったほうがいい！？」
CA「まぁまぁ、落ち着いて。」
「落ち着けるんならとっくに落ち着いてるし！」
CA「だから声でかいよ？」
"A？"
ピコンと画面に表示される吹き出し。
そうです。Aです…
がっくりとテーブルに項垂れると、チアが笑いながらばしばしとわたしの背中を叩いた。
なんか、デジャヴ？
前もあのイケメン店員さんがグクの背中をばしばしと叩いてたっけ…
美人とイケメンって似たようなタイプなんだなぁ…って、今はそんな呑気なことを考えている場合ではなさそうだ。
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まりぶ〜(プロフ) - コメント失礼します！ほんとに、今読んでいる作品の中で1番好きです！このご時世いろいろ、あると思いますが、頑張ってください！これからも作品楽しみにしています！ファイティン！ (2020年5月4日 2時) (
レス) id: 035bd86621 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Y | 作成日時：2019年4月21日 0時
