第七話 ページ10
さて・・・
ステージの上に立ち、下にいる観客＋メカクシ団の皆様＋赤ジャージを見下ろす
こういうとこに立つのは久しぶりだな・・・
・・・・何でメカクシ団の皆さんが居るの？
カノとか爽やかな笑顔で手を振ってるし・・・
見えているのは私だけじゃないようで、ちゃんと存在感ない感じだけど避けられている
まあ良いか・・・
ほら(司会者の)合図だ、クールに行こう
息を吸い大好きな曲の滑り出しを口に出す
ざわめいていた観客達が静かになっていく
僕は、この感覚が大好きだ
だからきっと思ったんだろう
「歌い手」になろうって
歌い終わった後、私は拍手に迎えられていた
「ありがとうございました！」
ペコリと頭を下げると同時に司会者の人が興奮した様子で出てきた
「すごいです・・・・一人一人の声分けもしっかりしていて・・・」
「いえいえ、世界にはもっとすごい人が居ますよ、じゃ、私はこれで」
そう言い残し、私はステージの下へと飛び降りた
そして皆さんが居た方向を見ると
「キサラギちゃんのお兄さんと来たらどう？」
といった感じのプラカードを持つカノ
それもそうかな、と思いOKサインを送ったとたん姿がかき消えた
団長さんすげぇ・・・・
じゃ、と思ったとたんシンタロー君が近づいてきた
タイミング良いな〜
「あの、巻き込んじゃってごめんなさいね？」
「い、いや別に君が悪いってわけでも・・・・」
どもるのはコミュショーだからか・・・・
「そういえば今から何処に行く予定なのです？」
まあ、知ってるんだけど・・・
「七階の電化製品のフロアだけど・・・」
「それなら、一緒に行きませんか？ちょうど一緒の所ですし」
それに、と言葉を継いで
「どうやら同類さんっぽいですしね♪」
と軽く笑う
「ということはやっぱり・・・」
「私はニジオタですよ？ニコ厨ですしボカロ廃でもあります！ほら、行きましょう！！」
という訳で、さっき買った飲み物を飲みつつ、私達は二人(三人？)で喋りながらエレベーターへと向かった
エネちゃんも紹介して貰ったし、今日は最高に良い日だ(エレベーターはきつかったけど)
このまま用事終了後、団長達と合流してアジトへ帰ろうと思った私は、
ある一点を忘れていた
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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雲ウサギ(プロフ) - シナさん» ありがとうございます！そうなんですか！？仲間がいてうれしいです♪ (2013年11月3日 11時) (
レス) id: 0ce2c35932 (このIDを非表示/違反報告)
シナ - すごく面白かったです！あと私もカゲプロ大好きなんです！ (2013年9月29日 14時) (レス) id: 0f2830920b (このIDを非表示/違反報告)
雲兎(プロフ) - ありがとうございます！！頑張ります！ (2013年8月13日 23時) (レス) id: 57a6bc8ab2 (このIDを非表示/違反報告)
小あくま - 面白いです！更新頑張ってください( ´ ▽ ` )ﾉ応援してます！ (2013年8月13日 15時) (レス) id: 776ecc2a06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雲兎 | 作成日時：2013年8月5日 0時
