第三話 ページ5
マリーちゃんと一時間という長い時間を費やし仲良くなった(これでも早いほうらしい)あと、
団長(今からそう呼ぶことにした)に任務に誘われた
「今から人を迎えに行くんだが、一緒に行かないか？」
ああ、モモちゃんのことか・・・
早く会いたいの一心で私は団長について行くことに決めた
という訳で
なんだかよく分からない道を通ってきた大通りにモモちゃんが立ち尽くしている
モモちゃんの居場所は人だかりが出来ていてすぐに分かった
中々困ってるっぽいな・・・
まさに、“散々だな逃げたいな♪”ってかんじ。
「どうします？」
私が困り顔で団長の方を向くと、団長も困ったように
「どうしようか・・・」
そんな感じで暫く途方に暮れたようにしていると、ちょうどこっちにモモちゃんが走ってきた
「「ナイスタイミング！」」
私達は笑い合った
「でも此処じゃ人目に付くよな」
団長が言う
「そうですね！」
私が答える
そして私達は先に行っていたモモちゃんを追うべく走り出した
それからモモちゃんにたどり着いたのは少し後、メカクシ団本部の近くだった
ただ私が着く前(足は遅い方、動かないから)にもう話は決まっていたみたいで、
「やっと来たか、行くぞ」
「すみません・・・」
モモちゃんはきっと
(新しいアシスタントさん？)
とか思ってるんだろうな・・・
今度は歩きながら本部へと向かう
「お帰り〜」
とちょうど居たカノさんが声を掛けてくるのでつい、
「ただいま！」
と言ってしまった
瞬間、顔が沸騰したかのように熱くなる
恥ずかしいいいい！！
うつむいた僕に追い打ちを掛けるようにカノさんが
「お、ユエちゃんカワイイ！」
とはやし立てる
恥ずかしさが限界点に達した私は
ドスッ
つい、カノさんに鳩尾パンチをしてしまった
「グハッ！」
という音を立てカノさんがうずくまる
私は顔を今度は青に染め
「す、すみません！つい・・・・」
と慌てる
なぜか団長とモモちゃんはパチパチと拍手を送っていた
もういろいろな感情が紛れていてわけ分かんなくなっていたので私はその場から離れ、作っておいてくれた自分の部屋に逃げ込んだ
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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雲ウサギ(プロフ) - シナさん» ありがとうございます！そうなんですか！？仲間がいてうれしいです♪ (2013年11月3日 11時) (
レス) id: 0ce2c35932 (このIDを非表示/違反報告)
シナ - すごく面白かったです！あと私もカゲプロ大好きなんです！ (2013年9月29日 14時) (レス) id: 0f2830920b (このIDを非表示/違反報告)
雲兎(プロフ) - ありがとうございます！！頑張ります！ (2013年8月13日 23時) (レス) id: 57a6bc8ab2 (このIDを非表示/違反報告)
小あくま - 面白いです！更新頑張ってください( ´ ▽ ` )ﾉ応援してます！ (2013年8月13日 15時) (レス) id: 776ecc2a06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雲兎 | 作成日時：2013年8月5日 0時
