52 行くよ ページ5
ﾋﾞﾋﾞ「ありがとうサンジさん！！一時はどうなることかと…！！」
いまいち己のした事の重大さに気づいていないようだが、彼のおかげで窮地から脱せられた。喜び余って抱きつくビビに、サンジはデレデレと鼻の下を伸ばして受け止めた。
ｻﾝ「いや…いやどういたしまし…デヘヘ♡」
ﾙﾌｨ「よーし！みんなせんべいパーティーだっ！！」
『ルフィ、せんべい、3枚しかない』
ﾅﾐ「そんなことやってる場合じゃないでしょ行くわよ船長！！」
わいわいとまた騒ぎ出そうとする船長へ一喝を入れ、ナミはサンジから貰った上着をはおり直す。ぐずぐずやってる暇はないの、とちゃっかり一枚せんべいを手に取ると、彼女は一足先に船へと向かい始めた。
ｻﾝ「そうだオイお前…“狩り勝負”のことは忘れちゃいねェだろうな」
ｿﾞﾛ「あァ…それならおれの勝ちだ」
あちらの方ではゾロとサンジが何やら狩りの話をしている。ナミについていく形で歩き出す仲間たちに、ルフィはしっかりと麦わら帽子を被り直して巨人を見上げた。
ﾙﾌｨ「じゃあ丸いおっさんに巨人のおっさん！おれ達行くよっ！！」
ﾌﾞﾛ「そうか…まぁ急ぎの様子だ」
ﾄﾞﾘ「残念だが止めはしねェ…国が無事だといいな」
ええ、ありがとうとビビが笑顔を浮かべる。各々が別れの言葉を告げながら、一人ずつジャングルへと消えていく。
ﾙﾌｨ「じゃあなーもう死ぬなよー！」
『ばいばい』
ｳｿ「師匠っ！おれはいつか！！エルバフに行くぜ！！」
ｶﾙ「クエーッ！」
ぶんぶん、と別れを惜しむようにしばらく後ろへ手を振り、一行は船へと歩き出した。その様子を、巨人達は黙って見つめていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 248人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あーね(プロフ) - お待たせしました続編制作致しました…！次の話でもよろしくお願いします！ (12月30日 23時) (
レス) id: a59d493da5 (このIDを非表示/違反報告)
あーね(プロフ) - 初心者です！さん» コメントありがとうございます！更新遅くなっちゃってごめんなさい（ ; ; ）頑張ります！！ (11月26日 16時) (レス) id: a59d493da5 (このIDを非表示/違反報告)
初心者です！ - 更新頑張ってください！＆更新お疲れ様です。 (11月26日 16時) (レス) @page39 id: 4136f150ea (このIDを非表示/違反報告)
あーね(プロフ) - 蘆花さん» コメントありがとうございます！宝石の国要素は今んとこマジで要素でしかないのでもっと見せていけたらいいな…更新頑張ります！ (11月8日 20時) (レス) id: a59d493da5 (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - んー可愛い！宝石の国要素マジで好きです！…もし砕けてしまったら記憶とか…なくなっちゃうんでしょうかね。クッ…見たい…。更新応援しています！ (11月8日 19時) (レス) @page28 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あーね | 作成日時：2023年9月21日 22時
