カイトの重大告白!! ページ48
カイトside
僕は1度息を吐いてから、話始めた。
カイト「僕たちが今から向かう場所は魔山アリデラス。オオカミの森の少し手前、悪魔の谷を過ぎた辺りの洞窟の奥に、魔方陣があるんだ。
そこに呪文を唱えると、ある"国"と繋ぐ道が現れる。
その"国"というのは、ミサトという小国で、こちらの国と同じ王国。
僕は、そこの王子なんだ。」
チトセ「……は!?」
カリン「……え!?」
僕の告白にあんぐりと口を開けて目を見開くチトセと、口を慌てて塞ぐように手をやるカリン。
僕は苦笑して話続けた。
カイト「と言っても、王と血が繋がってるわけじゃない。養子なんだ。
それから、………。」
グッと下唇を噛んで俯く。一瞬口ごもって、二人の顔を交互に見回した。
二人は、王族だ。きっとこれから僕の言うことの危険性もすぐ理解するだろう。
『すごいじゃんカイトっ!なにがイヤなの?あたしはいいとおもうなぁ〜!』
小さい頃、フウカがそう言って笑ったことを思い出す。
あの一言で、フウカが思うよりずっと、何倍も救われた。
何でこんな人と違う
今は、またこの能力が憎いし、呪ってしまいたいほどだけど、確かにフウカの一言は僕を救ってくれた。
フウカを危険に晒すこの能力が、僕は何より嫌いで、憎い。
彼らがどんな反応をするかは分からない。それでもある程度の覚悟はして、ソレを口にした。
カイト「僕には、ある
チトセ「能力?」
カイト「うん。それは、
『見た魔法全てを扱える』能力。」
カイトのチート能力→←テッテレ〜♪パーティーにカリンが加わった!<短いでーす>
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あんなつ♪(プロフ) - みるくプリンさん» ありがとうございます!返信遅れてすみません!今すぐ拝見させていただきますね! (2020年6月6日 12時) (レス) id: 2efed111d7 (このIDを非表示/違反報告)
みるくプリン(プロフ) - お待たせしてすいません!「イベント参加者様の作品をアドバイスさせて下さい!」と言う作品に書かせて頂きました。読んで頂けると嬉しいです。それと、右の☆をポチらせて頂きました。 (2020年6月1日 19時) (レス) id: 7db76bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - あんなつ♪さん» おう聞くぜ、何なりと! (2020年4月6日 17時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
あんなつ♪ - ケイさん» うん!任せて…の前にカイトさんから重大な告白ですwお願いだから飽きずに聞いてあげてーー!! (2020年4月6日 17時) (レス) id: 4c8a4c0a03 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - あんなつ♪さん» とうとう動いたか…フウカを早く助けてあげて!あんなつファイト(大真面目) (2020年4月6日 17時) (レス) id: a3939203d3 (このIDを非表示/違反報告)
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