らくだい魔女〜一筋の淡い恋心を君に〜

☆罪悪感。。。 ページ6

フウカside

*


フウカ｢はぁああああああ！！｣


あたしの大きなため息が授業中の廊下に響く。


カイト｢仕方ないでしょ。何回いっても起きなかったフウカが悪い。｣


カイトあたしにそう言葉をこぼすとバケツを持ち直した。

え？なんでもってるかって？


フウカ&カイト『ギリギリセーフ！』

パティ『ではありませんよ。』


教室に滑り込んだあたしたちはパティ先生により廊下にたたさることに。。。


フウカ｢そういえば、レンはどうなったのかな？｣


一緒に遅刻しちゃったんなら怒られてるかも。。。

な、なんか罪悪感←


カイト｢そういえばあのこは誰なの？｣


少し不機嫌そうにカイトが聞いてきた。


フウカ｢なんかねパパの親戚なんだって〜カッコいいよね！あと、レンは_______ ？｢お、重い。。。｣｣


あたしの言葉を遮って喋ったのはレン、いや


フウカ｢レイ！｣


レイ｢フウカ様！？｣

カイト｢え！なんかさっきと反応違くない！？｣



カイトが驚くのも無理はないだろう。だってレイは


レイ｢はじめまして！ぼくはレイと申します。先程はぼくの『裏』のレンが失礼しました(汗)｣


_____二重人格なのだから。


カイト｢何？二重人格とかその類い？｣


頭のいいカイトはすぐに理解をしてくれて助かった。


フウカ｢で、レイはなんでここに？｣


すると悲しそうな顔をしてあたしを見る。


レイ｢実はレンが遅刻したあと戻ってしまったのでぼくがかわりにお説教されちゃったんです。｣


成る程だからバケツ持ってるのね。


レイ｢しかも、フウカ様達とぶつからなければフウカ様達は遅刻せずに済んだはずなのに。申し訳こ"さ"い"ま"せ"ん"！！！｣


レイは泣き崩れる。


フウカ｢うぇ！？ちょ、なかないで？？ね？｣


必死に訴え駆ける。隣ではカイトがなんか難しい顔してるし。。。


はぁー今日は朝から大変だなぁ。。。


*＊.⋅.☆⋅.⋅☆*＊

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