目立ちたくない少女はある秘密を抱えているそうで part2

・狼57匹 ページ15

『ちゃんと予約してたんだ』


「予約しないと、どこも並ぶだろうしね」


『それもそっか
今日この後どうするの？』


「んー、遠いけど、なんばとか行ってみる？」


『なんば？んー、でもありだね。

あ、そういえば、マフラー買いたかったんだ
買ってもいい？』

「うん、大丈夫。
今も寒い？」

『ううん、オフタートルネックっていって、首まである服着てるし、コートも着てるから今は全然。』


「女の子の服って種類多いよね」

『そう？男子もじゃない？』


「どーだろ、」

『でも、倫ってフツーにおしゃれだよね、』

「そう？」

『んー、かっこいい。
てか、双子の服はヤバそう』

「え、あ、うん。あの二人はやばいよ
絶妙にダサい」


『んふっ、やっぱそうなんだ』












『ごちそうさまでした！
ほんとにおごってもらってよかったの？』


「いいよ、俺がおごりたかったからだし」


うわぁ、フツーにイケメンなんですけど


『そっか、ありがと』



「いーえ、

ねぇ、手、つなぎたい…」


『あ、ん
いいよ』


「…ありがと」



あーーーーー


はずい！！


どうしよ！絶対顔真っ赤


あついもん！冬なのに！！










これって


倫のこと好きってこと、？


いや、でも


手をつなぐのがはずいってだけな、はず




ほんと、わかんないなぁ

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