目立ちたくない少女はある秘密を抱えているそうで part2

・狼53匹 ページ11

冬休みに入って、寮生活の人たちのほとんどは実家に帰った
数名残ってるけど、



ちなみに1年で残っているのは、私、倫、同じクラスの吹奏楽部の有江ほのかちゃん、隣のクラスの野球部の横尾、林の男子3人、女子2人。結構少ないかな、


寮生活の場合の冬休みはいつもの寮母さんがいないから、自分たちでご飯、洗濯とかしなきゃいけないんだけど、それを冬休み初日の今日に決めちゃおっかってことで集まってる


林「で、どうする？吹部とバレー部は忙しいだろ、」

有「忙しいけど、朝食とかは全然作れるよ」

角「俺は無理、できるの洗濯ぐらい」

『野球部ないの？部活、』

横「基本的にはない、やけど俺ご飯は作られへん」

林「俺も無理、洗濯はいける」

『みんな洗濯いけんのに、なんでご飯あかんねん、
ま、私作れるし作るわ
時間は？』

林「冬休みやしなぁ、俺らは遅めで全然いけるんやけど」

有「私も朝食遅めでも全然、朝食、自分の作るついでにみんなの分作っちゃう？」

『んー、それでもいいけど

朝はパンとかでもええやろ、それならうちら女子が作る必要ないし、
もし米派おったら、夜に設定しといて炊けばええだけやし』

有「私は全然いいけど、Aはいける？昼も夜も作らないといけないけど、」

『大丈夫、料理好きやし、言うたら量が増えるだけやろ？
楽勝やわ』

横「なら、洗濯は男担当にするか？」

『んや、女と男は分けよ、
量多い場合は洗濯機4つもあるから、2つは共同にして、見られても困らんやつ洗うようにしよ』

角「それで、いいんじゃない？」

林「じゃ、そーするか
買い出しとかどうするん？」

横「暇な人じゃない？これ買ってきてほしいとかあったら、冷蔵庫のところにメモ置いといたらええやろうし」

有「確かにそれいいな、そうしよっか」

『だね、
ま、今日は幸い結構食糧あるから何でも作れるけど、なんにする？』

横「昼よな？パスタ！」

林「じゃあ、俺ミートソースがいい！」

横「カルボナーラやろ！」

角「どっちでもいい、」

有「んー太りそうだし、ミートかな」

『ほのか太ってないでしょ、てか痩せすぎ心配』

有「いやいや、そんなことないんだって」

『そんなことあるでしょ、ねぇ横尾？』

横「たしかに痩せすぎて心配」

『ほら、彼氏も言ってんじゃん』

有「えぇ…」

横「ね？カルボナーラにしよ？」

有「大輔が言うならそうしようかな、」

ちょっとバカカップルはおいとこ、




『ま、どっちも作れるしつくっちゃうか』

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