ルフィの姉は奢らせ屋 (ページ14)

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ウタちゃんの歌と私のピアノページ14

さてと、

『ウタちゃんの歌聞かせてくれる？私がそれに合わせて音を作っていくわ』

ウ「うん!!
フゥー」

!!すごいな9歳が歌う歌とは思えない…

ウ「どう…？」

『すごかったわ、とても子供が歌う歌だとは思えなかった

うん、できた。こんな感じでどうかしら』

ウ「あってると思う…けど弾いてくれないかなぁ…？」

『いいよ』

ウ「すごいすごい!!ほんとにぴったりだ！」

『じゃあ合わせてみる？』

ウ「うん!!」

『いいね、今度のコンサートで使いたいぐらいに素敵だよ…』
ウ「ホント!?私もAさんと一緒にしてみたい!!」

ウタちゃんがそういった瞬間

私たちの周りの景色が変わり、

私たちは席が満席の劇場にいた

『え!?どういうこと…

はっ!!』

『寝てたの…？』

自分の手の中には書き始めの、でも確実にさっきかいた音符があった

『え、どういうこと？

とりあえず忘れないように書こう…』

こんな感じだったな、たしか…

そういえば、ウタちゃんは？

『寝てる…

ウタちゃんの力？もしかして…』

ウタちゃんは悪魔のみの能力者…？

悪魔の実…

海の悪魔の化身といわれる果実で、食べたものは何らかの能力がつく…

おそらくそれだろう、

まぁ、聞いたほうが早い話か

『よいしょ、酒場に戻るか』

できるだけ起こさないようにそっと抱っこする

べ「A？」

『ウタちゃん歌ったら寝たけど…何かの実の能力者？』

べ「!!あぁ、ウタウタの実を食ったらしい、歌ったら体力を使うから、体力切れしたらねるんだ、
お頭に渡してくる」

『ありがと、』

ウタウタの実…

歌ったらその子が思う世界に意識が入るってことかな…

べ「二人でどこ行ってたんだ？」

『私の家
ちょっとウタちゃんに相談されてね。

ウタちゃんの歌声すごいね!!子供が歌う歌だとは思わなかった』

べ「あいつは気づいたら歌ってたからな、俺らもあいつが歌うのは好きなんだ」

いいよね、人に好きでいてもらえるのは

私も自分のピアノが好きって言ってもらえるのは嬉しい