ルフィの姉は奢らせ屋 (ページ7)

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お願いページ7

あれから2週間。今日の夜は私のコンサート

私はまだアッシュに返事をしてない

今日中にしなきゃいけないな…

『アッシュ、ちょっといい？』

ア「A、なに？」

『ごめん、私アッシュとは付き合えない』

ア「そっか、わかった。

ねぇ、A一つだけ、お願いさせて」

お願い？

『なに？』
ア「付き合わないのにこんなお願いさせられても困るのはわかってる。だけど、どうしても

君を抱きたい」

ワオ、そんな直球で言われるとは

『いいよ』
ア「やっぱダメだよねって、

え？
い、いいの？」

『うん、私明日この島を出るの。だから今夜私のコンサートが終わったら』

ア「ホントに？」

『うん。泊めてもらったし、

アッシュはいい男だからね』

ア「(そんなこと言われたらますます君から離れられないよ…
君はずるいな)」

オ「お待ちしておりました。噂通りでしたね、新聞にクイズを載せて解けたものだけ来れるというのは』

『そんな噂も流れているんですね、
どれぐらい来ていますか？』

オ「ざっと3000人以上ですね」

『うーん、思ったより少ないな…難しかったですか？』
オ「まぁ知る人ぞ知るってところですからねぇ」

『まぁ3000人でもかなりか…』

オ「いろんな人が来てくれたので商売も順調ですね！」

『へぇ、そうですか

あ、ピアノ使わせていただきますね』

オ「はい、どうぞどうぞ、

6時になれば客を？」

『えぇ、よろしくお願いします。』

うん、いい感じ。問題ないな

6時半、始まる

「それでは、世界的ピアニストAの登場です!!」

パチパチパチパチ

『ふぅ…』

「それでは大きな拍手を!!」

『ありがとうございました。

みんなー、私の問題を解いて来てくれたんだね!!ありがとう。
楽しかった？私はすごく楽しかったよ!!
じゃあまたねー』

楽しかった♪

「あ、あの!!Aさん、ファンです!!サインお願いします!!」

『ありがとー、今度のコンサートも頑張ってクイズを解いて見に来てね！』

「はい!!もちろんです」

応援してくれる人がいるっていうのは気分がいいな

『アッシュお待たせ』

ア「A…
綺麗だね

好きだよ」

ありがとう。好きになってくれて

『はぁはぁ…』

気持ちよかった…

ア「A、ありがとう。」

『ん』

私こそ。

好きになれなくてごめんね