稲荷崎のハーフ女子

矢巾「36話！」 ページ41

角名「なんか、治がスカ―セラが思ったほどヤンキーじゃなかったってことに驚いて、こっち見てたらしい」

『なんやそれ、

てか、うちヤンキーやと思われてんの？』

角名「あ、知らなかったの？」

『怖いって言われてるのは知ってたけど、ヤンキーって言われてるのは知らなかった

ま、どーでもいいけど』

角名「どーでもいいのかよ」

『いや、まぁ格好的にヤンキーって思われてもおかしくないなって今思った

よく遅れるし、休むし。最近ましになったけど、』


角名「自覚あるんだ、

1年のときとかひどかったよね、」



『え？待って、


まさか、、同じクラスだった？』

角名「うん、そのまさか」

『ガチかよ、覚えてないわ

1年の時誰がいたかも覚えてない、、』

角名「興味なさすぎだろ」

『いや、ほんとそーなんだよね、


でもさすがにやばい？』

角名「まぁ、ヤバイって言われたらヤバいよね」



『…

クラスの人の名前だけ頑張って覚えるわ、、』

角名「ふーん、がんば」

『角名は覚えてる？』

角名「覚えてる」


『マジかよ、

チベスナのくせに、、』

角名「おい、聞こえてるぞ
なんでチベスナ？」


『え？チベットスナギツネ、略してチベスナに角名が似てるから』

角名「...」

『ちょ、無言で殴るな！作業しろ‼』



















治「スカ―セラさんってあんなにしゃべるんや、、」

「ん？どうかした治」

治「え？

あ、いやなんも、」

「そう？



ってか、スカ―セラさんと角名くん何してるんやろ」

治「仲ええよな。」

「ね、

スカ―セラさんも笑っとるよな」


治「おん、」

「治ってスカ―セラさんのことどう思っとる？」

治「ヤンキーって思ってたけど、

そんなことないなって思ったわ」


「だよね、



話しかけてみよっかな」


治「ええんちゃう？」

「え、治もついてきてよ‼」

治「は。？なんでや！」

「やっぱ、一人じゃ怖いじゃん」

治「はぁ。。
ええよ、今度飯おごってな」


「奢る奢る‼食堂でええよな？」

治「おん」

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