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話を聞いている最中、樹はやっぱり一目惚れじゃんなんて茶化して来たけど、
北斗はずっと眉間に皺を寄せて何か考えてるみたいな顔をしてた。
大我『…あ』
樹『どした？』
"「ねぇAちゃん！またお写真撮ってー！」"
あの子が言ってたその言葉を唐突に思い出した。
また、ってことは前があったってこと。
じゃあ、
大我『…週末、もう一度あの公園行ってみる。』
そもそもそこの常連とかじゃなかったらどうしようも無いけど。
樹『まあ、それしかねえよな』
相槌を打ちながら樹は残りの蕎麦を食べきる。
相変わらず隣の北斗は黙ったままだった。
__
樹『俺も行こうか？』
北斗『…起きれないだろ』
大我『起きたとしても絶対やめて』
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作者名：向日葵 | 作成日時：2023年12月1日 22時
