今日:5 hit、昨日:10 hit、合計:10,309 hit
小｜中｜大
1 ページ2
朝露が光る若葉
色づき始めた銀杏の樹
水溜まりに映るブランコ
好きになるととことんハマるタイプの凝り性の俺は
ようやく手に馴染んできたカメラを持って
被写体になりそうなものをひたすら撮った。
大我『…いいじゃん。』
撮った写真を見ながら思わず出た独り言は
自分が思っていたよりだいぶ高揚していて、
何となく口元を手で隠した。
誰かに聞かれてないよな、と周りを見渡して
近くに人がいないことを確認してから
朝の澄んだ空気を身体に深く吸い込んだ。
休日の公園は家族連れで賑わうとはいえ、
朝は人がまだまだ少ない。
思う存分被写体を探せるとあって、
疎らに子どもの声が聞こえる中、
遊歩道へと足を向けた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 211人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：向日葵 | 作成日時：2023年12月1日 22時
