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時間がすぎるのは早いもので
彼女から別れを告げられ、
見知らぬ女性を助けたあの日から
一週間が経とうとしていた。
金曜日、朝からいつも通り自分のデスクで
キーボードを叩いていると、
コンと置かれる缶コーヒー。
目線を上げると、『よ、』と言いながら
同期の渡辺翔太が同じコーヒーを飲みながら立っていた。
涼太『さんきゅ。企画部暇なの？』
翔太『バカ。暇じゃねえよ。
忙しい合間を縫って来てやってるんだよ。』
幼なじみでもあるこいつは同じ職場で企画部。
俺は営業部で、デスクのあるフロアは別なのに、
わざわざちょこちょこ会いにやってくる。
甘い顔立ちで、女子社員から人気の翔太がくると、
フロアが色めき立つ。
当の本人は人見知りで、他部署では俺くらいにしか
話しかけて来ないのだけれど。
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あんな(プロフ) - 千咲さん» 千咲さん、はじめまして。読んで頂き、感想までありがとうございます。励みになります。また作品を作った際には是非宜しくお願いします！ (2020年4月20日 6時) (
レス) id: 8ffbd85a97 (このIDを非表示/違反報告)
千咲(プロフ) - はじめまして。毎回更新を楽しみにさせていただいていました。これからも新作や続編等楽しみにしています！ (2020年4月19日 23時) (レス) id: 7678f63fa6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：an | 作成日時：2020年4月5日 20時
