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.side YOU
涼太に支えられる形でもどってきた深澤さん。
涼太『ふっか。普通にうるさいよ？』
『…おかえりなさい、流されなかったんですね』
涼太『俺行かなかったら流されてたかもね、笑』
渡辺さんは、煮え切らないような表情をして、わたしを見た。
言いたいことは、分かってる。
その気持ちを込めて微笑むと、伝わったのか、
ふにゃりと渡辺さんも微笑んだ。
渡辺さんも、とっても綺麗だ。
わたしだって、涼太を大切にしたい。
とっくに気づいている自分自身の気持ち
でも、わたしと居て、涼太が変わってしまったら。
恐ろしい記憶を振り払うために目を閉じる。
ゆっくり目を開けて、
横に座る涼太の横顔を見る。
涼太もわたしを見て、何？と笑いかける
それにわたしは笑って首を振る。
『…もう、前に進んでも、いいかなぁ』
誰にも聞こえない声で、グラスの中のカルーアミルクに言葉を落とす。
カルーアと、ミルクに、二層に分かれていたそれは、
半分飲んだ頃にはもう、混ざり合って
全体がカフェオレ色になっていた
ああ、ミルクは混ざってしまったら、
もう、手遅れなんだ。
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あんな(プロフ) - 千咲さん» 千咲さん、はじめまして。読んで頂き、感想までありがとうございます。励みになります。また作品を作った際には是非宜しくお願いします！ (2020年4月20日 6時) (
レス) id: 8ffbd85a97 (このIDを非表示/違反報告)
千咲(プロフ) - はじめまして。毎回更新を楽しみにさせていただいていました。これからも新作や続編等楽しみにしています！ (2020年4月19日 23時) (レス) id: 7678f63fa6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：an | 作成日時：2020年4月5日 20時
