独りじゃない【sm】

特別編2 ページ16

前回の続きです。


何日も経っているのですが、本当に続きです(((


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仲間A「Aさん。」


貴「？なに？」


仲間A「…あいつら、まだ活動してるらしいっすよ。」


貴「はあ…、あいつらも懲りないね……。」


かつて、私を誘拐した暗殺集団“Bird”は、様々な事件がある中でも主にこの暗殺集団が行っている。


私たちは、依頼されたことを何でも引き受ける組織になっているのだが、Birdのことも一、二件ほど引き受けたことがある。私たちがこういう組織になったのは、兄が初めでもあるのだが、この組織のイメージが『何でも引き受ける組織』として思われているのかもしれない。


兄は優しく、困っている人を助けるような人であり、困っている人の光にもなっていただろう。



仲間A「……あいつら、やっちゃいます？」

とある人が口を開いた。だが、もう一人の男が口を開いた。


仲間B「乗り込むとしても、最強の志麻さんがいないからなぁ……。」

貴「お兄ちゃんの代わりに、私が行く……、とかは？」

仲間AB「「それはAさんが危ないっすよ。」」


貴「…ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ。」


いい案やと思ったんやけどな……。と独り言をしゃべりながらチェスに座った。二人に聞こえる音量で呟いていたら、二人は混乱。でしょうね。



ｰｰｰｰｰｰｰAは俺が守るから、俺の側におって!!!ｰｰｰｰｰｰｰ



ふと、小さい頃に言われたことが脳内で流れた。


お兄ちゃん……。


ｰｰｰｰｰｰｰもしかして近くにいるの？

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