第６２話・・・イタリア視点 ページ41
クリスマスゆったり過ごしていたら、電話が鳴って
それは、桃ちゃんと和くんが死んだという連絡だった
今は、埋葬が終わって
何もかも全部おわったころ
俺は、こういうことには慣れているから大丈夫だ
他の国のみんな…館に行ったメンバーは来ている
他の人もそんな感じで
悲しいけど、慣れている、そんな感じだった
でも、Aちゃんは違う
神聖ローマとして耐えていても、Aちゃんは違って
泣いている、そんな顔をしていても涙は出ていない
伊「シャレル」
呼んでみた
だけど、動かない
もう１回呼んで、肩を叩いた
貴「…あぁ、イタリアか。やっと落ち着いて考えられそうなんだ」
伊「俺は死なないよ、だから…」
だから、一緒にいても大丈夫だ
と言いそうになってやめる
だって、弱い部分につけいれている、そんな感じがする
止めてしまうぐらい、Aちゃんの様子は弱々しかった
降っている雪が、よけい彼が寂しそうに見えた
貴「大丈夫だ。今日１日だけ、こうさせてくれ。明日には元に戻る」
伊「うん」
どうしよう
もうかける言葉がない
貴「安心してくれ。もう寒いんじゃないか、はやく家の中に入れ」
そういって、俺を家の中へ押し込む
でも、Aちゃん自身は入らない
また外に出て行ってしまった
ガラス張りの向こう側のシャレルを見る
凄い幻想的だ
こういうとき、あらためて好きだと思う
今は、不謹慎かもしれないけど
伊「何もできないね…俺」
そう言った後
フランス兄ちゃんが俺の隣にくる
仏「イタリア、生まれ変わりって信じる？」
伊「え？ う〜ん、微妙かな？」
仏「それをAちゃんにも話したんだ。何か変わるかなってね」
伊「それで？」
仏「いたらいいなって、それで笑ったんだよ」
伊「本当に大丈夫だったんだ」
強いな
もし、俺が死んでも、こうなのかな
そうだったら、ちょっと悲しい
伊「でも、そうしたらどうして外にいるの？」
素直な疑問だった
仏「思い出整理らしい」
伊「そうなんだ」
仏「和くんってクリスマスプレゼントに指輪を送ったんだよ。これは記憶に残りそうだね。イタリアも何かしないとダメなんじゃない？」
伊「えっ、そうなの？ でも、シャレル的には何もしないほうがいいのかな」
仏「それは時と場合じゃないかな」
シャレルを見ながら
フランス兄ちゃんとそんな会話をしていた
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レエン・アリルフィア - 頑張って下さい!楽しみに待ってます!特にスペイン待ってます(冗談ですw)EUだと…ヨーロッパ+αですね!ますます楽しみになってきました!待ってますので頑張って下さい!応援してます! (2015年4月1日 0時) (
レス) id: eca8a26ad6 (このIDを非表示/違反報告)
桜餅(プロフ) - レエン・アリルフィアさん» トリップした主人公と後EUを出そうか、と思っています！ 精一杯頑張ります！ (2015年3月31日 22時) (レス) id: b39489f403 (このIDを非表示/違反報告)
レエン・アリルフィア - 頑張ってください!応援しています!その作品楽しみにしてます!できれば…ヘタリアのトリップネタで… (2015年3月31日 22時) (レス) id: eca8a26ad6 (このIDを非表示/違反報告)
桜餅(プロフ) - レエン・アリルフィアさん» ありがとうございます！もう少しネタが暖まったらまた作ろうと思ってます。そちらでも頑張ります！ (2015年3月31日 20時) (レス) id: b39489f403 (このIDを非表示/違反報告)
レエン・アリルフィア - 最初から読ませていただきました!とても面白かったです!主人公さんが神聖ローマになるとかビックリしました!私が思うにこの作品は神作品だと思います!読んでて楽しかったです! (2015年3月31日 18時) (レス) id: eca8a26ad6 (このIDを非表示/違反報告)
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