1-11 ページ11
nk「_____てことでね、今日は使い魔との絆をチェックしようかなって！それじゃ、出席番号順にいこっか」
運動場。整列することなく大きく周りと間隔の空け体育座りをした私たち全員に聞こえ渡るように、Nakamu先生は大声で呼びかけた。整列していないのは、生徒の隣にサイズも種族もバラバラな、自分の使い魔が鎮座しているからである。
ゲームシステムでもこの授業はやったことがある…はず。何年もしていないと流石に記憶が薄れてしまう。
私の出席番号は22番。時間があるので、周りの使い魔をぐるりと見てみる。
ぱっと見で目につくのは
ヒロインの使い魔は変わっていないだろうか？と見てみたが………。
『………誰ぇ……』
予想はしていたが、やはり、違った。
ラニの隣で私と同じく周りをきょろきょろと見ている使い魔は……白犬。
大きさは普通の成犬より大きい…狼ほどだろうか。なんだか、犬と化したぴくとのような見た目だ。
pk「あの使い魔が気になるの？あの使い魔は
nk「はい、おっけ。じゃあ次…チェンボルさん、来てくれる？」
rn「はい！」
ラニが立ち上がりNakamu先生の元へいく、すると同時に使い魔も歩き出す。
死亡フラグを回避するのには相手の情報だって必要だ。私はその様子をぴくとと一緒にじっくり見た。
Nakamu先生は持っている書類をぺらりとめくった後、ラニの使い魔を見る。
nk「種族は番人、名前は"ニグ"？元々名前持ちだね。人型の姿を見せてもらえるかな」
ラニの使い魔…ニグがこくりと頷いたかと思うと、瞬きをする間に犬が人へと姿を変えた。綿飴のような白い髪には青いメッシュがところどころ入っていて、赤のニットを着ている。
ng「ニグです！特技は土魔法、特に広範囲の魔法に特化しています。使い魔となるのは初めてです。以後よろしくお願いします」
nk「こちらこそ！それじゃチェンボルさん、こっちへ」
2人が体育館の方へ行ってしまい、見えなくなってしまった。せめて魔法までは見ておきたかったが残念だ。
pk「あれ俺のライバルね」
『なんで？』
pk「特徴被ってんじゃん！白いとことか、あとイケメンなとことか…」
『自分でイケメンっていうのね……』
これ以上2人を見れないならしょうがない。
自分の番を待つとするか…。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1365人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ころころ - この作品好きですこれからも更新頑張ってください後私の作った小説見ていただけると嬉しいです (4月29日 15時) (
レス) @page18 id: fffe1ff48f (このIDを非表示/違反報告)
badendingが好きすぎる人(プロフ) - あんみつさん» コメントありがとうございます！！応援しています！ (3月31日 20時) (レス) id: 1e7b79b4ed (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ - badendingが好きすぎる人さん» 遅くなって申し訳ないです！更新頻度は遅いですが頑張りますので末長く応援してくださると嬉しいです〜！ (3月30日 14時) (レス) id: 74b138b1d8 (このIDを非表示/違反報告)
badendingが好きすぎる人(プロフ) - 更新されてる?!あざます！！！ (3月29日 17時) (レス) @page18 id: 1e7b79b4ed (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ - badendingが好きすぎる人さん» ありがとうございます〜！これからも頑張ります！ (1月28日 19時) (レス) @page16 id: 74b138b1d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
