【歌い手】○○な恋【短編】 (ページ29)

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【天月】輝く空の下で。Rina ページ29

『ハッピーバースデー!!!!!』
「メリークリスマス!!!!」
「メリークリスマース！」
「え、えっと…!?」
「ん…」

バラバラの声が室内に響きわたる。

天「A！メリークリスマスだよ！」

『あれ？そーだっけぇ』

天然なAと、それを優しくつっこむ天月君。

伊「やっぱり可愛いなぁ…」

天然なAを可愛がる歌詞さん。

まふ「あ、Aに惑わされた…」

言えてないまふ君。

そ「ねむ…」

もはや言おうともしてないそらるさん。

何か…………カオス。

＊

『ど、どどど、どうしよう…』

天「どうしたのー？」

『こ、これ……クリスマスケーキじゃなくて………誕生日ケーキ……』

チョコプレートにはサンタさん誕生日おめでとうと大きくかかれていた。

そ「どうやったらこうなるの…ケーキ頼んだのまふまふだよね」

まふ「だ、だって…!!!Aが誕生日ケーキよろしくって言ったから!!!!!」

『うぅ……ごめんなさぃぃ…っ』

伊「こら！まふ君、Aを泣かせるな！」

まふ「ええ！？」

そ「ひど」

まふ「ええええ！？！？」

いつの間にかAも笑っていて。

他の皆も笑う。

天「ケーキ頼まれた人、困惑しただろうね…」

『そりゃそうだよぉ～サンタさん誕生日なのにプレゼント配るなんて大変だからねっ!!』

そ「いや、そこじゃないでしょ…」

そんな会話が続き、次に話始めたのは天月君。

天「A。………ちょっといい？」

『ふぇ？いいよいいよ～♪なぁーあに♪』

天「で、出来れば二人で！…ちょっとブラブラしない？」

「「「…………」」」

Aと天月以外の三人はそれぞれ目配せし合い、“作戦”実行を急ぐ。

伊「先ケーキ切っとくから、それまで行ってきたらー？」

まふ「そうですね！作せ………あ、え、えっと……!!!!」

そ「外寒いから気をつけて」

『へ？あ、行ってきまーす！』

パタン。

そ「バカまふ」

まふ「ひど！？」

伊「ww」

「A………あのさ」

「天月君？どーかした？」

白い息とともに彼の口から出たある言葉。

それは、Aが望んでいた言葉。

「＿＿＿＿＿はい、喜んで」

ある日の夜、キラキラと輝く空の下で……

二人は繋がる。

(((next.rion))) ⇒はしやんこたつ

色々とおひさです。