天パとタラシの幼なじみは警察学校の同期2

case.4 ページ6

you side

そしてそんな話を聞かされた数日後。


目暮「えー、本日付で捜査一課強行犯係に配属された松田陣平くんと萩原研二くんだ。彼らは去年まで警備部機動隊に所属していた変り種でな…」


松田「よしましょうや、警部さん。田舎から出てきた転校生じゃねんだから、うざってぇ自己紹介なんて意味ないでしょ。」


萩原「まーまー、陣平ちゃん。カリカリすんなって。」


このくそムカつく登場と共にこいつらは本当に捜査一課に現れた。


目暮「確か伊達くんと白馬くんは警察学校の同期だったな。」


伊達「すみません警部、俺は次はいる新人の教育をしなきゃいけないんで忙しくなりそうなんすよ。」


目暮「じゃあ2人には白馬くん、君がついてくれ。」


おい嘘だろこの2人の世話役とか無理だ絶対に無理だ、

そんで班長はなんで地味に逃げてんだ私に扱えるわけねえだろ。

そんな私の抵抗も虚しく一応上司である目暮警部の支持に逆らえる訳もなく


萩原「よろしくね、Aちゃん！」


松田「せいぜい頼んだぜ先輩。」


心底ムカつく！とくにこの松田の心の底からバカにしたような言い方がくっそムカつくんだが！？

「まあ頑張れよ。」と肩を叩いて自分のデスクに戻る班長。

おいおいそれはねえよ、、

こんな調子で私は仕事中までこいつらと過ごすことになったわけだが、

まあ協調性がないのなんのって！

聞き込みにいけば松田はヤクザみたいな聞き方して苦情が入るし萩原はナンパまがいの聞き込みするし。


『おいさっきのヤクザみたいな聞き込みなんだよ、あんなんで情報聞き出せるわけねえだろ。』


松田「うるせーよ、俺はそもそもこんなことしに捜一来たわけじゃねーんだ。」


『じゃあ今すぐ爆処帰れ、そして死ね。イガグリ頭。』


松田「いってくれるじゃねえか。てめえ死にたいのか。」


『ハッ、とりあえず腹立つからそのサングラス貸せ。かち割ってやる。』


松田「その文言の後にはいどうぞって渡すバカがどこにいるんだ。」


『おまえ？』


松田「しね。」


萩原「2人とも落ち着いて。」


『とりあえずお前はウザイから死んでこい。』


萩原「俺の扱いあまりにも酷すぎない！？」


『自業自得だ、2人揃って殺されてくれ。』


松田「あんま調子乗んなよ。」


松田のその言葉の直後、私の鼻がもがれようとしてた。


『いっっだ！！！！』


松田「運転中に気が緩んでるぜ？先輩。」


「くっそう、、」


萩原「今は火葬だよ？」


『屈葬じゃねえよ！！』

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