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諸伏 side


電話を切ってゼロと向かい合う。


諸伏「Aちゃん、すぐ来るって。」


降谷「別に僕は呼んでないけどな。」


諸伏「ほんとは嬉しいくせに。」


降谷「嬉しいわけないだろ!」


諸伏「ほんとに素直じゃないな。」


降谷「僕は疲れてるんだ。今あいつに会うと余計に疲れる気しかしない。それに、まだ仕事も残ってるしな。」


諸伏「1回仕事は忘れなよ。」


そもそも、仕事が一旦片付いた俺が三徹目のゼロを

休ませようとしていた所に伊達班長から連絡が入ったんだ。

「A、あいつ今日何も食べてねぇんだ。一人だとまともなもの食べねぇだろうから、上手く誘ってやってくれねぇか?」って。

そこで、Aちゃんにも連絡してご飯に誘ったんだ。


ピンポーン


諸伏「あ、来たみたい。」


降谷「僕が出るよ。」


諸伏「ありがとう。」


ガチャ


降谷「やっと来たか。」


『何でゴリラに出迎えられなきゃいけねぇんだ。』


降谷「文句を言うなら帰ったらどうだ。」


『お前がさっさと帰るこった。』


諸伏「Aちゃん、ご飯出来たよ。」


『最っ高。』


嬉しそうに俺の作った飯を食べるAちゃんを見てると、

自然と俺まで笑顔になってしまう。

そして、相変わらず口喧嘩が止まらないゼロとAちゃん。

ったく、仲が良いんだか悪いんだか…

Aちゃんもかなり忙しいみたいだし、

こうしてちゃんと食べさせないと体に悪いものしか食べなさそうだな。

こりゃ定期的に呼び出さないと。

Aちゃんを見ていると時々怖くなる。

いつか俺たちの前からフッといなくなってしまいそうで。


『モロコシ、めっちゃ美味い!!』


諸伏「良かったよ。たくさん食べて。」


『もうモロコシ大好き!』


諸伏「えっ!?」


降谷「おまっ、ゴホゴホ…」


『どうしたんだよ、2人とも。』


降谷「意味が分かって言ってるのか?」


『意味って?』


諸伏「まじか…」


降谷「ったく、お前はほんとに…」


『はい?』


全く、Aちゃんには驚かされてばかりだよ。

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あやなみ。(プロフ) - なにふぁむみちふぁむさん» いえいえ!此方こそ!これから宜しくお願い致しますね!此方もボードの返事送りました、本当に遅くてごめんなさい、宜しくお願いします。なにふぁむみちふぁむさん! (3月11日 16時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
なにふぁむみちふぁむ(プロフ) - あやなみさん» コメント、ボードありがとうございます😖🙏🏻💞お返事遅くなってしまいましたが、返させて頂きました🙇🏻‍♀️ (3月10日 15時) (レス) id: 395886c890 (このIDを非表示/違反報告)
あやなみ(プロフ) - なにふぁむみちふぁむさん» いえいえ!あのサブ垢ですがマニ本人です!あのなにふぁむみちふぁむさんのボードに返事送りましたのでボード通知来てると思います。ボード返事待ってます!なにふぁむみちふぁむさん!🫶 (3月6日 14時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)
なにふぁむみちふぁむ(プロフ) - マニ。さん» こんにちは!コメントありがとうございます😖🙏🏻💞お返事が遅くなることが多いと思いますが、それでも宜しければ是非お話させて頂きたいです‪🫶🏻 (3月3日 21時) (レス) id: 395886c890 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - なにふぁむみちふぁむさん» ✉️。こんにちは!とても面白いです。もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか?これからも更新応援してます💝 (3月1日 20時) (レス) id: 861062e758 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なにふぁむみちふぁむ | 作成日時:2023年4月26日 17時

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