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you side
外守「な、何で爆発しない！？」
諸伏(危な…)
伊達「解体、間に合ったようだな…」
諸伏「そして有里ちゃんは、その後言ってましたよ？『遠足から帰ったら、お父さんに謝んなきゃな』って。」
外守「ッ…」
萩原と降谷も戻ってきて、班長と諸伏を待っていると、
班長が女の子を抱えて戻ってきた。
松田「お！上手く行ったみてーだな？」
萩原「バッチリ避難させたのに骨折り損かよ？」
『とりあえず良かったな。』
外守「今、何時だい？」
諸伏「え？午後4時29分ですけど…」
外守「すまなかったな、ボウヤ。あの世で親御さんに詫び入れてくるわ…」
そう外守が言った途端、2階が爆発した。
降谷「は、爆発！？」
松田「2階にもあったのか！？」
そして、外守はその火の中へ駆け込んだ。
諸伏「あ！くそっ！」
諸伏は、外守を追いかけて行った。でも、もう…
伊達「よせ諸伏！！」
松田「もう間に合わねぇ！！」
萩原「引き返せ！！」
『戻って来い、諸伏！』
降谷「ヒロォー！！」
諸伏「表！！桜！！！」
松田「何言ってんだ？」
『表、桜…』
松田「表に桜なんか咲いてな…」
『松田！それだ！！』
・
諸伏(次に息をしたら、煙で肺がやられる！！だから、大声で合図する事も、窓の外を確認してるヒマもないけど…アイツらなら、絶対…)
・
私達は、諸伏の合図を受けて表で教場旗を広げていた。
そこに、諸伏と外守が飛び込んでくる。
諸伏「ふう…」
外守「し、死なせてせれよ…」
諸伏「そいつは無理ですよ…ちゃんと、罪を償ってもらうまではね…」
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作者名：なにふぁむみちふぁむ | 作成日時：2022年4月7日 15時
