悪因悪果 ページ31
you side
松田「__ったくよォ…何で風呂場がこんなに汚れてんだ？」
『ほんと、男風呂汚すぎ…』
伊達「だから言ったろ？週末にある体育祭の予行演習で…どの教場の奴らも泥だらけ…おまけに昨日は雨ん中でなってたからなぁ…」
降谷「そういえば体育祭の教場旗のヒロのデザイン、ほんとかっこよかったよ！」
諸伏「サンキュ！まぁ警察で桜のデザインは…ベタかと思ったんだけどね…」
萩原「確か、今朝出来上がって届いたんだよな？」
松田「オゥよ！この通り…肌身離さず、持ってるぜ？ババーン！！」
萩原「色もいいねぇ♪」
諸伏「でしょ？」
降谷「体育祭が楽しみだ！」
『さっすがモロコシ！』
諸伏「だから諸伏！！」
伊達「猫の足跡？しかも、少し臭うし…」
『ほんとだ、』
松田「そうなんだよ！他の教場の奴らに自慢しようと、窓の外に掲げてたら…風で飛ばされた上に、旗の上を野良猫がクソ踏んだ足で歩きやがってよ…その猫をハギと捕まえようとしたら引っ掻かれてこのザマよ…」
萩原「だからあの猫臭ってたわけね…」
松田「んで、外守のオッサンのクリーニング店に持って行こうとした矢先に…鬼公に呼び出し食らって…」
鬼塚「お前らも気づいていると思うが、他の教官からも苦情が来ている。最近、風呂場と脱衣場が汚れすぎていると…」
伊達「いや、それは我々のせいだけでは…」
鬼塚「であるからして！！体育祭が終わるまでの1週間、きさまら6人には毎日風呂掃除をしてもらう事にした！」
「「「はぁ？」」」
降谷「お、鬼塚教官…」
諸伏「それはいくら何でも…」
鬼塚「なーに、きさまらがこれまでにやらかした悪行三昧を、償うチャンスを与えてやろうと言ってるだ。」
萩原「悪行三昧って？」
鬼塚「忘れたとは言わせんぞ！夜中に部屋を抜け出し、殴り合いの喧嘩をした上に…それを隠蔽する為の偽証に口裏合わせ！」
「コンビニに同期の学生達を大勢集めて、強盗グループと大立ち回り！」
「在校中は禁止されてる車両の運転を勝手した挙句、常軌を逸したカーチェイスをやらかした末に、私が知人から預かっている大切な車を傷物にし…」
「さらには、拳銃の無断使用も…」
松田「お、おま…あれで、Aが助かったんだろーがよ！！」
鬼塚「とにかく！！きさまら6人には1週間、風呂場と脱衣場の掃除を命じる！！1日でも怠ったら本校から出て行ってもらうから覚悟しろ！！以上だ！早速今から取り掛かれよ！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 209人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なにふぁむみちふぁむ | 作成日時：2022年4月7日 15時
