天パとタラシの幼なじみは警察学校の同期 (ページ24)

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ＮＯ side

萩原「その娘さん可愛かったりして♡」

松田「刑事(デカ)になりたいってんだから…どーせ男勝りのじゃじゃ馬だろーよ…」

『誰が男勝りのじゃじゃ馬だって！？』

松田「お前以外いねぇーだろが！」

『あ゛！？』

降谷「…」

諸伏「あれ？ゼロも乗りたくなっちゃった？同じ『ゼロ』だし！」

降谷「べ、別に…あ、あんな派手な車…趣味じゃないよ…」

諸伏(趣味なんだー♡)

・

重装備訓練中

降谷「なるほど？」

伊達「萩原の実家は車の修理工場だったのか…」

諸伏「それであんなに車に詳しかったんだね！」

萩原「まあな！陣平ちゃんとAちゃんもガキの頃、よくウチの工場来て勝手に分解したり改造したりして…俺の親父に怒られてたよな？」

『私は分解してない、松田と一緒にすんな！』

松田「んだと！？俺はちょっとポルシェをガルウイングにしようとしただけだ！」

降谷伊達諸伏(((そりゃ怒るよ…)))

萩原「車だけじゃ飽き足らず、しまいには爆弾も研究しまくってたからな！」

松田「ああ…見ただけで大体の構造は分かるぜ…」

萩原「俺も機械いじり好きだから本当は工場を継ぎたかったんだけどな…」

諸伏「じゃあどうして警察官に？」

萩原「経営も順調で店舗を増やした途端に…急に景気が悪くなって…結局、親父の工場潰れちまってよ…それにひきかえ警察は…絶対に倒産しねぇだろ？」

降谷「ま、まぁ…」

伊達「そりゃそうだけど…」

『…』

萩原「んじゃラスト…スパートかけるか？」

松田「オゥよ！」

萩原「ほら、Aちゃんも！(引っ張られる」

『は！？ちょ、何で私も！？』

松田萩原「「うおおおお！！」」

・

自動二輪技能訓練

松田「おいハギ…その音…キャプレターの燃料調節が悪いんじゃね？」

萩原「そう思って修理する所よ…まぁ陣平ちゃんほど早くはねぇけど…」

萩原「ホーラ直った！」

「噂通りの手際のよさだ…松田陣平と萩原研二…君達は機動隊に興味はないかね？」

松田「あん？」

「詳しく言えば爆発物処理班にスカウトしたいのだが…」

松田「機動隊の…爆発物処理班だとォ！んなの興味あるに決まってんだろーが！！よろしくお願いしてやるぜ！！」

萩原(お願いしてる態度じゃねぇな…)

「君は？」

萩原「んー…ちょっと考えさせてもらおうかな？」

・

その頃、諸伏は1人思い詰めた表情でバイクショップへ…