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ＮＯ side
松田「結局
降谷「みたいだな…」
「あのー…もしかして、背の高いあの男性のお知り合いですか？」
諸伏「えぇ…」
「では『先程おんぶして頂いた上に…おみくじまで買って頂きありがとうございます』と…お伝えください…」
伊達(本当の事だったのか…)
松田「ハギはそういうウソは言わねぇから…まぁ助けたオッサンをバァさんって言ったのは…ウケがいいからだろーけど…」
諸伏「あ…」
『どうした？あの女の子、どうかしたのか？』
諸伏「Aちゃん！？」
降谷「おいどうした？ヒロ！」
松田「おいってちまうぞー！」
諸伏「あ…オウ！ごめん、Aちゃん行こうか。」
『…』
諸伏「Aちゃん？」
『…私、先帰る。』
諸伏「えっ、ちょ、Aちゃん！？」
伊達「白馬はどうした？」
諸伏「なんか、急に帰るって言って、行っちゃった…」
降谷「え？」
松田「…あいつ、なんか様子おかしくなかったか？」
諸伏「なんか、携帯見て、それから急に帰るって…」
松田「…」
降谷「何か、あったのか？」
松田「俺達も、知らねぇんだ…あいつは、何も言わねぇから…」
・
萩原「ゲホゲホ…昨夜カラオケで歌い過ぎてノド痛ェ…」
松田「そりゃーよーござんしたねぇ…」
諸伏「カラオケでも萩原の独壇場だったからね…」
伊達「そーいや、白馬は昨日何で先帰ったんだ？」
『いや、別に…』
萩原「お！カッケー！マツダRX-7FD3Sじゃんよー！」
松田「誰が乗ってんだ？」
降谷(白馬、話が逸れて安心そうだな…)
伊達「鬼塚教官の車でしたか！！」
松田(鬼公のかよ…)
鬼塚「ただの車じゃない…こいつはある意味戦闘機なんだぞ？」
萩原「徹底的な軽量化が施された車体は戦闘機ゼロ戦から着想を得たンんスよね！まさに『
『出たでた…』
萩原「さすがっス鬼塚教官！！俺が一番好きな車に乗ってるなんて！！」
鬼塚「あ、いや…実は俺の車じゃなく殉職しあある先輩刑事の愛車でなァ…4年前、その先輩の娘さんが俺に『将来刑事になる』って宣言したから、それまで預かってんだ…んじゃ車庫に入れておいてくれ…傷、つけるなよ！」
萩原「ヘイヘイ！」
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作者名：なにふぁむみちふぁむ | 作成日時：2022年4月7日 15時
