三代目のGirlは… 5

212 ページ34

・



事務所でメンバー会議を行う今日、朝イチの撮影のあとに事務所へ来た私





少し撮影が押してしまったため走って会議室へと向かっていた。





「遅れてすみません！」



バタバタと部屋に駆け込むと、真っ暗な室内




「…あれ？」



息切れしながら首を傾げると、


パッと電気がついた。







『メリ〜クリスマ〜ス！！』




パァン！とクラッカーの音が鳴り、明るくなった室内を見渡す。




そこには装飾された壁と山ずみのプレゼント。

そしてサンタ帽を被った7人のサンタがいた。





「なにこれ。笑」

剛典「サンタ！」

健二郎「Aの為にプレゼント持ってきてあげたで〜！」

直己「メリークリスマス！」




あの直己さんでさえハイテンションでサンタになりきってる。




隆二「これ、俺たちからのプレゼント！」

広臣「プレゼントツリーにしてみた。笑」

「すごい！」




クリスマス仕様の代車に乗せられてきた、街の装飾や映画で見るような、プレゼントで出来たツリーに感動する。





「これ、どれが誰の？」

直人「メンバーカラーで包装してもらったからわかりやすいと思うよ。」

「あ、ほんとだね。」




よく見ればちゃんとメンバーカラーになってた。


だけどやっぱり数が多い。

頭に？を浮かべながらプレゼントツリーを見つめる。






ELLY「開けてみて！」



エリーに促されて、包装を剥がしてプレゼントを開けてみた。







・

213→←211

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す