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隆二「寝転ぶ?座ってた方が楽?」
「んー寝転びたい…」
隆二「おっけおっけ。ELLYブランケット取って〜」
臣くんと隆二くんは違うソファに移って、寝転んだ私にブランケットを掛けてくれた。
広臣「撮影始まる時呼ぶから寝ときな」
「うん、ありがとう。」
頭を撫でる臣くんの手が気持ちよくて、気づけば眠っていた。
剛典「おつかれーっす!!」
バンッとあいた扉にビックリして反射的に飛び起きた。
広臣「おーーい、岩ちゃーん」
直人「折角写真撮ってたのに〜」
横には直人さん、隆二くん、臣くんが並んで携帯を持って座っていた。
「何してるの?」
隆二「Aの寝顔撮ってた!」
「やめてよ!恥ずかしい!」
直人「大丈夫大丈夫。可愛く撮れたから!」
そういう問題じゃない!!
剛典が来たので撮影の準備が始まり衣装を着てメイクをしてもらう。
撮影が始まれば全員プロで、着々と監督の指示に従って撮影をしていく。
今は剛典の番だ
ポーズをとって真っ直ぐカメラを見つめたり、斜め上から視線を向けたり、いつものふざけた感じは全く見せない姿はかっこいい。
健二郎「イケメンやな〜」
直己「キャラ迷走していた時が懐かしいね」
ELLY「うわ、懐かしい!」
「あの時の剛典怖かった…」
健二郎「芸能人って感じでは無かったよな。笑」
「…ぁっ」
昔のことを思い出して笑っていると下腹部に違和感。
やばい、
「ごめん、ちょっとトイレ行ってくる。」
トイレに行くと案の定。
だから気分悪かったんだ。うわぁ、今日薬ないんだよね。
マネージャーに買ってきてもらおう。
スタジオに戻ってマネージャーを探すけど見当たらない。
広臣「どうした?」
「マネージャーどこ行ったの?」
広臣「電話するって出てったきりだな。」
「あー、そっか。」
でもまだ痛くはないし大丈夫かも。
仕方ないか。
監督「次、Aちゃーん」
「はい!」
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作者名:さくら | 作成日時:2018年5月3日 17時