180 ページ2
・
この前の飲みから1週間
私は事務所の三代目roomにいた。
広臣「〜♪」
臣くんに髪をいじられながら雑誌を読んでいると、向かいに座る直人さんが頬杖をつきながら口を開いた。
直人「Aの髪って本当に綺麗でサラサラだよね。染めてるのに何で?」
「そうですか?そりゃブリーチもしてるからケアは欠かさないですけど。」
直人「元の質も良いんだろうねぇ。」
広臣「そうみたいですね。」
臣くんが言うならそうなのかな?
自分じゃあんまりわかんないし。そこまでこだわりないからね。
剛典「金髪にすると外人感が半端ないっすね。」
ELLY「俺とおそろいだね!」
健二郎「ほんまやなぁ。笑」
「ELLYと違って純日本人だけど。笑
学生の時もハーフ?って聞かれること多かったけど、私ってそんなに外人感ある?」
隆二「外人感っていうか、顔がハーフっぽいからさ。金髪だともう外人。笑」
直人「いいじゃん!金髪美女!」
なんて話してると、臣くんにできた。と鏡を渡される。
見ると綺麗な編み込みが出来ていた。
「可愛い!ありがと!」
広臣「ん。」
ポンと頭を撫で、ソファの方に行った。
次のソロ曲の髪型はどうしようかなぁ。
こんな風に編み込みも可愛いよね。少し巻くだけも可愛いけど、せっかく金髪にしたんだし、可愛くアレンジも加えよう。
明日のMVに向けて考えていると、直己さんがジムから帰ってきた。
「おかえりなさい!」
直己「ただいま。髪、編んでもらったの?」
「はい!臣くんがやってくれました。」
直己「可愛いね。ライブの時も金髪でいったら?」
もうすぐ三代目のライブが始まる。
今日はその打ち合わせで珍しく全員部屋にいるのだ。
「そうですね!金髪でいきます!」
直己「うん。じゃあそろそろ部屋移動しようか。マネージャーが呼んでたから。」
直人「あ、まじか。んじゃ行くぞ〜。」
直人さんの掛け声で話していた皆が立ち上がり、部屋を出る。
スタッフ「曲順ですが、アルバムの〜…」
直人「じゃあこの歌を間に…」
スタッフ「ソロの方ですが、」
打ち合わせは順調に進み、構成はすぐに完成し、あとはリハーサルをやって決めていくだけになった。
マネ「Aそろそろ撮影行くよ。」
「はーい!」
剛典「ドラマ?」
「うん。秋の月9だよ。」
剛典「ふーん。今日家行っていい?」
「でも何時終わるかわかんないよ?」
剛典「いいから。」
「わかった。」
・
851人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さくら | 作成日時:2018年5月3日 17時