愛・夢・幸に包まれた歌姫 (ページ20)

今日:15 hit、昨日:14 hit、合計:20,039 hit

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アナ「さぁ、最後は今話題のSinger！A さんです！」

きゃあああ！！

スタジオのライトに照らされるAは深くお辞儀をしてから階段を降りてくる。

初めてAの素顔が晒され、隣の敬浩やアキラが興奮気味に話してるのがわかった。

同じ事務所ということもあって、俺たちの隣に立ったA。

俺とヒロさんとスタッフしか詳細を知らなかったからか、他のアーティストもAをチラチラと見ていた。

トップバッターの歌手が歌う間に椅子に移動して、何曲か終わったあと、ついに俺達とAの番が来た。

タモリ「次はEXILEです。」

『よろしくお願いします。』

アナ「今回はどういった曲になっていますか？」

篤志「えー、今日歌うのは…」

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タモリ「それで、皆さんが気になっている隣の子は、今日がデビュー日らしいね？」

Aカメラが向けられると、ニコッと笑って挨拶した。

「Aです。よろしくお願いします。」

タモリ「美人だね〜。」

タモリさんの思わずもれたような発言にスタジオが笑いに包まれた。

ヒロ「顔も初出しで、事務所内でもシークレットだったので、この場が初対面の人もいます。」

アナ「そうなんですか！では、Aさんについての紹介VTRをどうぞ！」

“路上ライブが多い場所で、数日に1回、人集りができる場所があった。

そこにはギターで弾き語りをする女性がいた。彼女は歌で100人以上集めるほどの実力を持っていた。

そんな彼女がついに今日、A from EXILE TRIBEとしてMusic stationでデビューする。

初披露する曲はMINT”

アナ「それではEXILEでBOW&ARROWS。AでMINTです。2曲続けてどうぞ。」

篤志「〜〜♩〜〜〜♪」

俺達の歌い終わりが近づくタイミングでカメラを挟んだ目の前で、Aが歌の準備に入る。

曲が終わると、Aは微笑んで拍手をしていた。

そしてついに、Aの番だ。

カメラのアングルが変わると、スッと表情が変わる。

『Day and night そう片時も
渡せない No No 誰にも

You know I'm watching every breath you take, move you make〜♪』

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