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隆二「Aはソロだけど、1人じゃないでしょ？」
「え？」
隆二「俺達にはメンバーがいるけど、支えてくれるのはメンバーだけじゃない。
スタッフやマネージャー、後押ししてくれてる篤志さん、それに俺達もついてる。」
追い込まれていてその考えはなかったのか、Aは驚いた表情で、隆二を見つめている。
広臣「頼る場所は沢山あることを忘れるなよ。
嫌なことがあればすぐに俺達に言え。俺達以外の先輩でもいい。とにかく抱え込むな。
抱え込んでもいい事なんか無いからな。」
隆二「そうそう！それに俺達はAのファンだから！もうファクラブに入るのはメンバー全員一致してるから。笑」
「え？！」
あの歌声を聞いて、全員ファンになったと言うと、恥ずかしそうに遠慮してる。笑
広臣「上の人にも言って、会員番号8番目まで抑えてるから。笑」
隆二「誰が最初に入るか相当揉めたよ〜 笑」
「そこまでして！？…ん？8番目？」
隆二「そう！1番目はもう決まってたの。笑」
「誰ですか？」
広臣「篤志さん。笑」
声も出さず、口をぽかんと開けて固まった。
いや〜ビックリだよね。そりゃそういう反応になる。笑
俺達も聞いた時ビックリしたから。
ファンクラブに1番に入るのもだけど、そこまで篤志さんが入れ込んでることにも驚いた。
広臣「だから2番目からは俺らだから。」
隆二「最強じゃね？」
俺らの順番は揉めたから結局はじゃんけんで決まって、
隆二、直人さん、俺、ELLY、岩ちゃん、直己さん、健ちゃんの順になった。
広臣「だからもし不安になったり、虐められたりしたらすぐに言えよ？」
隆二「鉄壁のボディーガードになってあげるからね！」
「ふふっ、それはすごく心強いですね。じゃあいっぱい頼りに行きます！」
広臣「おう。ドンと来い！笑」
隆二「待ってる！」
スタッフ「おーい、そろそろ始めてもいい？」
遠慮がちなスタッフの声にレコーディング中だったことを思い出し、3人声を揃えて謝った。
(これうま〜！)
(ここのカップケーキは初めて食べたわ)
(いつも飲み物だけだもんね。)
(私もこの前篤志さんに教えて貰って初めて知りました！美味しいですよね〜)
((Aがどんどん篤志さんに染まっていく…))
隆二→広臣→隆二→A→隆二、広臣
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作者名：さくら | 作成日時：2023年2月23日 20時
