ポートマフィアの悪魔が天使に懐かれました。【文豪ストレイドッグス】【合作】☆天使ver.

友達探し２８日目 ページ30

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「……つッ……！？」

『……っ……！！」


……桜庭ちゃんと私の手に、黒い何か(・・・・)が当たった。包丁は地面に叩き落とされて、桜庭ちゃんが私の首にかけていた手は引っ込んだ。な、なに……！？


「……太宰さんの命令だ、桜庭。狐娘も共に来い」

「…………芥川？」

『……あくた、がわ……？』


だ、太宰さんの命令……？何が如何なって……。


「ウイルス異能者──それと鼠の隠れ家が判った。……不本意乍ら、僕は人虎と組み潜入する。お前達は別の場所に待機する」

「…………」

『…………』


きょとんとして思わず顔を見合わせた。

えっと、つまり……？


『……ウイルスが解除できるんですか？』

「そうだ」


…………そ、そうなんだ……。


「お、おい！首領は無事なのか！？」

「…………」


無言で去って行く芥川さん。……なるほど。


『無事……みたいですね』

「おう。……ところで新美。その包丁しまってくんね？」

『へ？あ、忘れてました』

「判った、さてはお前莫迦だろ」



____先ほどの二人の間にあった空気は、もう何処にも無かった。

二人の動物好きというところ以外で一致する長所は、後にズルズル引きずらないことなのかもしれない。


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『桜庭ちゃん』

「何だ」

『名探偵さん、無事でしょうか』

「さぁな」


……………………。


「……なぁ、新美」

『はい？』

「中也、無茶してねぇと思うか？」

『……判りません』

「そうか」


_______________________


更新忘れてましたごめんなさいっ！！！！(すなお)

おそらくこれからはもっと亀更新になるかと……！！すみません……！！
もしそれでも良いなら、待っていてくれると嬉しいです。

これからも是非よろしくお願いします……！

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