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罰ゲーム。 ページ36
赤羽side
『んッ…⁉』
突然侵入してきた舌に驚くA。
また俺の腕から逃げようとする。
さっき抵抗をやめたからいいと思ったんだけどな〜
しっかりホールドしてるし、頭も抑えてるから逃げられるはずがないんだけどね
それに、「チョコ欲しいな〜」ってさっき言ったでしょ？
今日のキスはチョコの味がする。まぁ唾液からチョコの味がするって言うのも変な話だけど
なかなか今日のAはキスに応えてくれない。
1回目は俺の舌を防ごうとして結果的に絡めることになっちゃったけど、前回ので学習したのか今回は全く舌を動かせてくれない。
(ふ〜ん、じゃぁ応えてくれるまでやるかな)
Aの舌を俺の舌でなぞる。舌の先をくすぐる様に動かせば、ピクッと反応する身体。
口から漏れ出す普段からは考えられない甘い声にゾクッとなる。
と同時に、その声を他の誰にも聞かせたくないと言う欲が生まれる。
ギブギブ、と背中を叩いてくるけど正直物足りないので無視する。
目に涙が浮かんできたし、俺もそろそろ苦しくなったきたから口惜しいけど解放する。
『罰ゲーム、じゃなかったの…？』
力が抜けたようにペタンと座り込み、わけがわからないと言うように呟くA。
そして恨みがましくこっちを見上げる。
頬を赤く染め、瞳を潤ませて上目遣いでこっちを見上げる姿が煽ってるようにしか見えなくて俺はそっと抱きしめる。
(あ〜俺幸せ)
恥ずかしくなったのか俺の方に顔をうずめるを更に強く抱きしめた。
ポッキーはまだ沢山残っている。
(罰ゲームってなんぞや…)
(久しぶりに深い方できたから幸せ〜)
ラッキーキャラ
木村正義
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作者名：てぃーめい | 作成日時：2016年7月31日 9時
