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光成と付き合ってそれなりに経つ。
単刀直入に言おう。まだ彼とはそういうことをしていない。
私も、高校卒業して結構覚悟したんだよ？気合いを入れたし…それなのに光成は普段と全く変わらなくて。
「…やっぱり魅力ないんじゃないですか」
深田「もうずーっとこれ、俺呼び出したかと思うとこの話の無限ループ」
青木「…そりゃ彼女も出来ないわけだね。ドンマイ」
深田「さっさと結婚してもらって、この役目から卒業したいんですけど」
元木「それは無理だろ〜、結婚しても喧嘩するたびに呼び出されるぞ」
深田「…一生独身コースですか」
失礼な！深田に彼女がいないから呼び出してるだけで、良い感じの人がいたら呼び出さないし！
と呟けば、揃いも揃って呆れて苦笑い。
そうじゃないんだよなー…と笑われるけど、意味がわからなかった
元木「誘ってみれば？」
「一回誘ってみたんですよ！」
内村「え、Aちゃん意外と大胆…」
安嶋「やめなさい(笑)」
「それなのに、やんわり断れちゃって…完全に心折れました」
そりゃあ…自分から行動してみたよ、受け身じゃ悪いかなって！
でも光成ったら、優しく笑うだけでその先は絶対にしようとしなくて…
ここまで来たら光成に欲がないだけな気がしてきた。
待つとは言ったけどさ、そんなに待たなきゃいけない？もう傷ついたりしないのに…
それともまだ、自分は汚いからって言うの？
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作者名：優風翔
| 作成日時：2021年5月4日 22時
