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安嶋「でも、その、そういうこと？をしたのは…それこそ1年後ぐらいだよ」
元木「え、遅くね？」
平塚「なんでも湧基準にしないのー！」
「それは、どうしてですか？」
安嶋「…だって怖いじゃん、俺が思うままに行動して彼女のこと傷つけちゃうかもしれないんだよ？出来るわけなくない？」
本当に彼女が大事なんだろうな、と見るだけでわかるような微笑み。
彼女さんも愛されて凄く幸せなんだと思う。
だけど、安嶋さんが1年後にしたと聞いて少しホッとした
青木「確かに、男は困らないけど女の子には負担大きいよね」
元木「…女みたいなお前が言う？」
青木「湧さんうるさい」
安嶋「俺はそれが目当てで付き合ってるんじゃないから、本当はちゃんと責任が取れる卒業まで我慢しようって思ったんだけど…」
深田「だけど…？」
濁すような言い方をする安嶋さんに先が気になっていれば、深田が促すように言葉を放つ
…さっきから深田とは気が合うな。
すると安嶋さんは、照れたような笑みを浮かべる
安嶋「情けないけどさ、彼女に誘われて…耐えられなかったんだよね」
平塚「うわーっ！のろけられたー！」
内村「羨ましい！俺も早く彼女欲しいな〜…」
安嶋「だから、魅力がないってわけじゃなくて…傷つけたくない、大事にしたいって思ってくれてるんじゃないかな？」
「そう、ですか…」
元木「ま、檜山も自分が経験してる分嫌な思いはさせたくないんだろ。俺と違ってあいつ自身も傷ついてるわけだし、もう少し待ってやれば？」
「…私が焦りすぎてたみたいです、ありがとうございます」
安嶋「あ、でもキスぐらいは、ねだっても良いんじゃない？」
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作者名：優風翔
| 作成日時：2021年5月4日 22時
