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数日後。
最近はずっと…この古びた家屋にお邪魔している
学校が終われば深田の後ろをついていって話して。
豊田くんも光成のことが気になるのか、よく着いてきてくれる
だけど…
内村「あ、Aちゃんもお菓子食べる？あげるよー」
「え、ありがとうございます…」
安嶋「ほんっとうに深田の彼女じゃないの？」
「本当に違います、深田は無理です」
深田「ちょっ、酷くね？！」
元木「Aちゃんマジで最高だわ〜(笑)」
あの日から、光成に関しての話はされなくなった。
多分…この前のことがあるから、話さないようにしてくれてるんだろう。
光成の名前を出しても、元気かどうか聞かれるぐらい
そして、毎朝変わらず光成に話しかけても言葉は返ってこないし。まあ、なんやかんやで逃げはせずに聞いてくれるから一方的に喋ってるだけなんだけど。
「あの！」
深田「どうしたん？」
「…光成の話、やっぱり全部聞きたい」
元木「それはダメ」
「なんでですか！」
元木「また自分のこと責めるんだろ？俺達はAちゃんを責めたくて教えてる訳じゃない」
青木「そうだよ、檜山くん自分からは言わないだろうから教えてあげようと思ったけど、それで自分を責めるんだったら教えてあげられない。檜山くんもAちゃんが傷つくのは望んでないと思うよ」
教えてほしい、と頼めば即答で湧さんが断る。
なんでか聞くと見透かしたような回答が返ってきて何も言えなくなった。
自分のせいにしなくなったら教えてやるよ、と言うけれど…そんな瞬間が、私に訪れるのだろうか
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作者名：優風翔
| 作成日時：2021年3月28日 22時
