約束、覚えてますか《Kosei》 (ページ17)

今日:3 hit、昨日:38 hit、合計:198,111 hit

17 ページ17

「あの、深田…？」

内村「え、何。深田可愛い子連れてんじゃん！！」

深田「うっちーくん狙っちゃダメっすよ～、てか、Aと豊田くん大丈夫？」

「…意味わかんないんだけど、そもそも誰よ！！」

深田「ああ、俺の知り合いで…うっちーくんと湧くん、青木くんに安嶋くんです！あれ、平塚くんいないんすか？」

青木「課題出し忘れで先生にこってり絞られてる～」

深田「なるほど、平塚くんっぽいですね(笑)」

一気に紹介されてもわかんないけどまあ良いか。

そんな私に可愛いじゃん、と髪が派手な色をしている男の子が話しかけてくる。

どうしよう。あの人なんか怖い…と思っていると隣に立っていた豊田くんがその中の1人を見て声を出した

豊田「…青木くん、だよね？」

青木「やっぱり！豊田くんだ！」

豊田「え、偶然だね」

「知り合い？」

深田「まあまあ、座って話そう？こっちにもいろいろ収穫あってさ」

深田は何か知っているかのような口振り。

豊田くんは青木くんの隣に座り、私はどこに…と思っていると、派手な髪色の男子とバチッと音が鳴りそうなほどタイミングよく目が合った

やばい、これは…と危機感を覚えたとき、にんまりと笑みを浮かべた人が、俺の隣においでー！なんて言うから断れなくて渋々隣に座った

…その人は、深田が言うところの湧くんって人らしい。