【いみちぇん!】もしかして、あの子もミコトバヅカイ！？

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(夏目 目線)

「フーッ。今日は疲れたなぁ〜。」

普段はこんなこと言わないけど、それでもなぁ…。

「でも、これで書道のこと好きになってくれたら嬉しいね！」

モモ先輩の言葉で今日やったことはムダじゃなかったんだなぁ…。って実感する。

「そうなればいいですねぇ…。」

「あ、先生に提出しないといけない資料があったんだ！ちょっといってくるね！」

「了解です。」

ちょっと慌ただしく部室を出ていったモモ先輩。

そういえば、あの子、来なかったなぁ…。

まあ、もうずっと話してないし。

しょうがないよね〜。

「＿＿＿ちょっと。」

ちょうど、私が考えてた人の声がした。

「レナ！」

水芽藻(みめも)レナ。元書道部の、同級生で、大好きだった友達。

「あ〜あ、可哀想だなぁ。もっとカッコよくて静かなパフォーマンス期待してたんじゃない？」

「そんなイヤミ言うために来たの？」

「来てやったんだよ。教えてあげるためにさ。」

彼女は壁から背中をはなす。

「こんなところにいつまでもいたくないし、帰るわ。」

そう言って部室を出ていった。

私だって、言い返したかった。

だけどそれは、マガゴトになってしまうから。

＿＿＿マガゴト。

レナの、さっきのは！？

「あれ？」

急いで椿を掴んだけど、とくに、何も。

知らぬ間に、自分で術使ってたのかな？

ちょっと、ナゾだけど…。

「き、気にしない、気にしないっ！」

自分にそう言い聞かせて、片付けを再開した。

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気にしなくて、いいのかっ…！？
という最後の終わり方。とても雑！！
そして…。これからの話、夏目目線が多いと思われます！よろしくお願いしま〜す！！

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