Episode Eight…思考回路は霞がかり ページ12
岩本side
薔薇…
赤…
青…
白…
いや、ここどこ！？
ここに至るのは
遡ること数分前…
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
今は、全ての荷物を持ち、
謎の鏡へ向かっている。
向井「照兄…」
岩本「ｽｩｩｩｩ…」
でも…いざ目の前にすると…
向井「や、やっぱり、辞めた方がいい気がすんねんけど…」
不気味。
一言で鏡を表すのならばこうだ。
岩本「…い、くぞ…」
向井「ｺﾜｸﾅｲｺﾜｸﾅｲｺﾜｸﾅｲｺﾜｸﾅｲｺﾜｸﾅｲｺﾜｸﾅｲｺﾜｸﾅｲｺﾜｸﾅｲ」
康二狂っただろ。
岩本「大丈夫だ…多分…」
向井「多分！？」
岩本「わかんないけど！阿部とかと入ってったじゃん！」
向井「せやな！？やから、大丈夫と！？多分！？」
岩本「保証出来ないけど…」
こんなに恐ろしいモノが
今目の前に
あったとしても
もう、後戻りはしない。
そう決めたんだ。
岩本「いくぞ！！」
向井「え、ちょ、照兄！！@%#$€&！！！」
そして康二の手を引き
飛び込んだ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
だーけーどー！！
向井「広すぎるやろ…」
左右には、様々な色の薔薇がお出迎えしてくれて、
白いタイルが敷き詰められており、
薔薇から外側は、芝生になっている。
夢のような王国だ。
なんだけど…
岩本「…ここどこ！？」
絶賛迷子中♪
向井「誰かおらんの？」
岩本「誰かー…助けて下さーい…」
？？？「そこで何をしている？」
背後から声がした。
嫌な予感がした。
バッと振り向いた。
向井「だ、て…」
岩本「翔太…阿部…」
嫌な予感は的中した。
宮舘「ここは、"僕の"城…"僕の"国だ。勝手に入らないでおくれ。」
向井「だてぇ…」
渡辺「…なにそれ…あだ名よんでいいのは俺らだけなのに…しかも、新しいのじゃん…いいな…」
翔太は下を向いて力強く爪を噛んでいた。
音が痛々しい…
宮舘「翔太、爪が傷つくよ。やめな。」
渡辺「うん…」
スッって手を下ろしたのはいいものの、
爪にが食い込むほど強く手を握ってるし、
下唇をずっと噛んでる。
"嫉妬"したんだ。
阿部「ッチ…何そんなにジロジロ見てんだよ！！！」
向井「ひぃ、！」
阿部はキッと康二を睨んだ。
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Hello_Lemon - わわわ！ありがとうございます！！参加するとコメントしておけば良かったですね…すみません……まだまだ、語彙力がありませんが、がんはります！ (2022年2月16日 19時) (
レス) id: 80131f40c9 (このIDを非表示/違反報告)
雪もちわんこ - 参加ありがとうございます！気づきませんでした…。面白いですね！更新頑張ってください！私の作品を見てくれたからには、私はLemon様の作品を見ます！ (2022年2月16日 18時) (レス) @page12 id: 5b608c11b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴紋-はろ- | 作成日時：2022年2月11日 21時
