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『 ... 』
なかなか寝付けない .
気分転換にリビングにでも行こうと思い 大我 を起こさないよう部屋から抜け出し階段を降りると 小さく明かりが灯っていた .
眠れない奴が俺以外にもいるのだと思い扉を開けると , そこに居たのは ..
A「 あれ , 謙太郎 ? こんな時間にどうかした ? 」
『 いや , なんか寝付けなくて .. それよりAこそこんな時間に何してるの ? 』
A「 私は仕事 . 明日のスケジュールの確認とかかな . なんか温かい飲み物入れよっか ? 」
『 ごめん , ありがと . 』
A「 い 〜 え . 丁度私もなんか飲もうと思ってたとこ . 」
『 いつもこんな時間まで ? 』
A「 いや , 今日はたまたま . 私も寝付けなくてさ . はい , カフェイン摂ると眠れなくなるから ホットミルクね . 」
『 ありがと . 寝不足 .. とか大丈夫 ? 』
A「 全然大丈夫 . むしろ皆の方が頑張ってるから心配してる . 」
『 そっか .. 』
A「 謙太郎ってさ , よく周り見てるよね . たまたまでもこんなとこ見られるの初めてだし . よく心配してくれるし . 心配性な所は皆といい勝負だね . 笑」
『 皆の前では .. こういうことしない ? 』
A「 できるだけしないようにしてる . シェアハウスしてても , 帰ってくるとこって意味ではリラックスして欲しいし . マネージャーと住んでるってだけでも気使わせてると思うのに , ずっと仕事してたら落ち着かないでしょ ? 皆には家と同じくらい落ち着ける場所にしときたいんだよね . だからこのこと皆には秘密ね ? 」
『 もちろん . A .. 』
A「 ん ? 」
『 お疲れ様 . 』
すごく .. 触れたくなった .
どこまでも真っ直ぐな彼女に .
A「 謙太郎が頭撫でてくれると , なんか安心する . 」
『 ほんと ? いつでも撫でてあげる . 』
A「 じゃあ撫でて欲しい時は謙太郎のとこ行くね . 」
『 待ってる . 』
A「 そろそろ寝る ? 」
『 そうしようかな . 』
A「 そっか , おやすみ . 」
『 おやすみ . 無理するなよ . 』
A「 ありがと . 」
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作者名:anko . | 作成日時:2018年2月4日 2時